【鹿島】FW垣田裕暉が柏へ完全移籍「人生の半分以上をアントラーズで過ごし、移籍をするかどうかすごく迷いました」

昨季は鈴木優磨との2トップで近年にない迫力をもたらしたが…。

　J1リーグの鹿島アントラーズは7月4日、FW垣田裕暉（Yuki KAKITA）が柏レイソルに完全移籍すると発表した。

　垣田は1997年7月14日生まれ、群馬県出身の26歳。187センチ・78キロ。これまでのキャリアは、鹿島アントラーズジュニアユース ― 鹿島ユース ― 鹿島 ― ツエーゲン金沢 ― 徳島ヴォルティス ― サガン鳥栖 ― 鹿島。昨季はリーグ29試合・4得点、今季はこれまでリーグ4試合・0得点を記録。

　レンタルバックした昨季、鈴木優磨と2トップを組んだ時代は近年にない迫力を生み出し、チームも無敗記録を作っていった。ただランコ・ポポヴィッチ監督の就任した今季は縦へのスピードのある攻撃が重視されるなか出場機会が激減。そうしたなか、ついに完全移籍で鹿島を去る決断を下した。

　垣田は鹿島を通じて、次のようにコメントしている。

「プロになってからは期限付き移籍で6年間外に出ていましたが、中学1年から14年半、人生の半分以上をアントラーズで過ごしてきました。自分にとって、アントラーズはとても思い入れのあるクラブなので、移籍をするかどうかすごく迷いました。 しかし、一度きりのサッカー人生、ピッチで自分の力を示したいという思い、そしてこれからの成長を考えて、この決断をしました。 アントラーズに関わるすべての皆様、本当にありがとうございました！」