ドイツでも衝撃! 佐野海舟の性暴行容疑、マインツ「現時点でのコメントは望まない」と否定せず
佐野海舟。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
7月21日からトレーニングに参加予定。
J1リーグの鹿島アントラーズからドイツ・ブンデスリーガの1.FSVマインツ05への加入が決定していたサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)のMF佐野海舟(Kaishu SANO)が7月17日、14日未明に不同意性交等の容疑により警視庁に都内で現行犯逮捕されたと、一部で報じられた。男性の仲間2人を含む3人で犯行に及んだ疑いが持たれている。この件がさっそくドイツでも伝えられ、移籍先であるマインツは「現時点でのコメントは望んでいない」として、この件を否定はしなかったという。
『アルゲマイネ新聞』は同日、「マインツ05に新たに加わった佐野が日本で逮捕」と題し、男性3人と女性1人が食事をしたあと、男性たちが犯行に及んだという日本での報道を引用している。また現地情報として、佐野はマインツで7月21日からトレーニングに合流する予定だったということだ。
さらに同メディアがマインツに対し、この件について見解を求め問い合わせたところ、「現時点ではこの疑惑についてコメントすることを望んでいない」という回答を得たそうだ。詳細な状況をまだ把握できずにいるようだが否定はしていない。
岡山県出身である23歳の佐野は、ボール奪取を武器にするボランチとして台頭。米子北高校を経てFC町田ゼルビアに加わり、2023年から鹿島でプレーしてきた。
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昨年には日本代表デビュー。今年1月のカタール・アジアカップの代表メンバーにも選ばれた。そうした活躍が評価され、この夏、ヨーロッパ5大リーグの一つであるドイツ・ブンデスリーガのマインツへの加入を決めていた。