リストに名前ないが…釈放の佐野海舟はマインツ合宿へ「合流する可能性」。ドイツのサッカー専門誌『キッカー』が報じる
佐野海舟。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「間もなくチームに加わる予定だ」
ドイツ・ブンデスリーガ1部1.FSVマインツ05は7月31日から8月7日までオーストリアのトロルで実施する夏季トレーニングキャンプの参加メンバーを発表したが、不同意性交罪の容疑で警視庁に逮捕されていたものの前日に釈放されたサッカー日本代表MF佐野海舟(Kaishu SANO)はリストから外れていた。しかし、ドイツのサッカー専門誌『キッカー』は31日、佐野について「チームに間もなく合流する予定だ」と報じた。
佐野が警視庁から釈放され不起訴であったことは、マインツも契約事務所と連絡を取り確認をしたという。
『キッカー』は、日本で報じられた佐野の事務所の発表した謝罪文をもとに、「勾留中も佐野が自白までしたという矛盾した根拠のない報道が繰り返されたが、結局は確認されなかった」と伝える。また、ドイツ人弁護士による「被害女性への謝罪は、捜査による負担に対してで、また日本では社会的責任を果たすためでもある。罪を認めたというわけではない」という解説も掲載している。そして不起訴になったことで、チームに合流できるはずだという見解も述べているという。
ただし、今回の合宿メンバー発表を受けて取材したようではない。
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佐野は4日に鹿島アントラーズからマインツへの移籍が決定。Jリーグのシーズン中だったため、休暇を得ていた佐野は一時帰国が認められた。そしてクラブは11日に始動したなか、14日早朝に都内で知人二人と計3人で女性一人に対し性的暴行を働いた疑いで、警視庁に通常逮捕されていた。その後拘留されていたが29日に釈放された。