『ロンドンダービー』鎌田大地がプレミアデビュー、GKへのプレスから好機演出。ブレントフォード2-1クリスタル・パレス
ブレントフォード戦でプレミアリーグデビューを果たしたクリスタル・パレスの鎌田大地(左)。 (Photo by Eddie Keogh/Getty Images)
3-4-2-1の右シャドーで先発、イエローカードをもらい70分で交代。
[プレミアリーグ 1節]ブレントフォード 2-1 クリスタル・パレス/2024年8月18日/ブレントフォード・コミュニティ・スタジアム
クリスタル・パレスFCのサッカー日本代表MF鎌田大地がブレントフォードFCとの”ロンドンダービー”となった2024-25シーズンのイングランド・プレミアリーグ開幕戦、3-4-2-1の右シャドーで先発出場し”プレミアデビュー”を果たした。試合は1-2で敗れ、初勝利はお預けとなった。
立ち上がりからアウェーのクリスタルパレスがボール保持率で上回る。そして鎌田はバックパスを牽制し、相手のビルドアップに自由を与えない。さらにGKマルク・フレッケンへのショルダータックルから、チームのボール奪取に成功。ゴール前でのフリーキックのチャンスにつなげた。
さらに左シャドーのエベレチ・エゼが鮮烈の直接フリーキックを決めた――。かと思われたが、直前の壁の揉み合いで、主審はパレスのファウルと判定した。
しかしパレスがやや前掛かりになっていたなか、ホームチームのカウンターが炸裂。29分、右サイドを駆け上がったブライアン・ムベウモが決めて、ブレントフォードに先制点をもたらした。
この先制点を決められたあと、クリスタル・パレスはやや間延びを起こしてしまう。そのためなかなか鎌田も高い位置でボールを受けらなくなっていたが、カウンターを発動させるなど、変化をもたらしていった。
そしてパレスは56分、左右の揺さぶりからオウンゴールで追い付く。
そこからは一進一退となり、65分、自陣コーナーキックから相手のカウンターを止めたため、鎌田にイエローカードが提示される。退場処分のリスクを回避するため、オリバー・グラスナー監督は鎌田を75分に交代させる。
ただ、このあと攻撃が機能しなくなってしまう。すると76分、ヨアネ・ウィサに決勝点を決められてしまった。
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クリスタル・パレスは8月24日の2節、ホーム開幕となるウェストハム・ユナイテッド戦に臨む。日本時間23時キックオフ。