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【カタールW杯】ドイツ代表「秘密のノート」明らかに! 日本代表との初戦、太字で書かれたキーマンとは!?

オマーン戦で迫力ある攻撃を仕掛けるドイツ代表のカイ・ハフェルツ(7番)。(Photo by Alexander Hassenstein/Getty Images)

フリック監督の生命線か――。

[カタールW杯 GS1節] ドイツ – 日本/2022年11月17日16:00(日本時間22:00)/ハリーファ国際スタジアム

 カタール・ワールドカップ(W杯)の開幕が11月20日に迫った。グループEの日本代表は23日、ドイツ代表戦で初戦を迎える。FIFAランキングはドイツ11位、日本24位。

 それぞれ直前に組まれた親善試合では、ドイツは16日にオマーン代表に1-0で勝利を収め、日本は17日にカナダ代表に1-2の逆転負けを喫した。カナダも今大会の出場国で、グループFに入っている。

 このミッドウィークは主力選手が週末まで欧州主要リーグの試合を行っていたこともあり、いずれもコンディション調整に重きが置かれた。

 ドイツ代表では大注目の17歳のFWユスファ・ムココがセンターフォワード、さらに負傷明けのレロイ・ザネも4-2-3-1の左サイドハーフで先発。スコアは途中出場のニクラス・フュルクルクの代表デビュー戦ゴールにより1-0で勝利を収めた。ロースコアではあったが、守護神マヌエル・ノイアーらが枠内シュート0本に抑え、上々の仕上がりを見せている。

 そんなドイツ代表の練習では、ハンス=ディーター・フリック監督が「秘密のノート」を活用しているという。そして『ビルド』がその布陣図を“激写”。オマーン戦では右サイドバックで先発したRBライプツィヒのDFルーカス・クロスターマンの名前のみが「太字」で書かれている(その下には、小さくニクラス・ズーレの名)。

 クロスターマンは今季、鎖骨骨折によりわずかリーグ1試合しか出場していないもののメンバー入りし、オマーン戦で約3か月ぶりとなる実戦復帰を果たした。

 所属先ではセンターバックで起用されてきた。ただ高い位置でボールを奪い切りたいフリック監督は、187センチの高さとともに時速36キロというスピードも備えるクロスターマンを“キーマン”と考え、どうやら右サイドバックで活用しようとしている。

 もしもそうなれば、日本代表で対峙するのは、三笘薫、久保建英、相馬勇紀……。確かに日本にとってもカギを握る選手たちである。ドイツ代表の最終ラインを今後担うであろう実力あるディフェンダーだ。ただ今季の試合勘のなさなどを考慮すると、もしかすると、日本にとっては“突破口”になるかもしれない!?

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