業界衝撃! 戦々恐々…セブンイレブンの宅配ピザ参入。ホリエモンがその先の未来「商品のデリバリー事業拡大」を展望
堀江貴文氏。(C)SAKANOWA
地方では各家庭まで訪問する時代へ突入、外国人労働者の制度改革により「人材確保の目処が立ったのでは」。
実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が8月26日、自身のユーチューブチャンネル『ホリエモンチャンネル』を更新して、「セブンイレブンが『宅配ピザ』事業に参入することについて解説します」と題した動画をアップした。
セブン-イレブン・ジャパンが8月、まずテストとして、店内で焼いたピザを最短20分で届ける宅配サービスを約200店舗でスタートさせると発表した。まずマルゲリータ(780円)、照り焼きチキン(880円)の2種類が予定されている。
堀江氏はセブン・イレブン・グループの「凄み」として、新たな事業に失敗しても何度も挑むところにあると語り、一例として、レジ横の淹れたてコーヒーもこれまで二度頓挫したが、三度目の正直で成功させたことを挙げている。先駆けていろいろな事業に試していくのが「セブンイレブンの強み。商品開発力も圧倒的」と評価していた。
ピザの利益率は良いと言われる。そして宅配ピザ事業の市場を奪っていくだけでなく、特に地方では、さらにその先の商品などの「宅配(デリバリー)事業」を見据えているのではないかと予想していた。
地方での外国人労働者受け入れや運転免許取得の緩和など制度改革も進み、「人材確保の目処が立ったのではないか」と見る。また、これから高齢化社会がさらに進めば、コンビニまで行くのも難しい人が増えてくるだけに、自分たちから各家庭に商品を届ける「デリバリー事業そのものをどんどん拡大していこう」という狙いが感じられると言い、ピザ事業を“旗頭”として、新規事業を広げていきたいのではないかと展望していた。
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先日はカナダの大手コンビニ会社が、セブン&アイ・ホールディングスの買収に乗り出すと報じられた。堀江氏はその提案について、「セブンイレブンの実力からすると非常にディスカウントされている」として、今後の動向に注目していた。