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【移籍】マンチェスター・シティ、噂されたFW古橋亨梧の8/30″デッドラインデー”補強は…

古橋亨梧。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「可能性を協議」したものの見送り濃厚に。

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティがスコットランド1部セルティックFCの日本人FW古橋亨梧(Kyogo FURUHASHI)の獲得を検討してきた補強オペレーションだが、夏の移籍マーケットのデッドラインデーである8月30日までに、シティのクラブ内で「可能性を協議してきた」ものの、見送られることが濃厚になった。

 アルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスのアトレチコ・マドリードへの移籍により、シティはアーリング・ハーランドに続くストライカー獲得を検討。ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンのFCバルセロナからの復帰が決まったあと、古橋獲得に動くのでは――とイギリスで報じられてきた。

 ヴィッセル神戸を率いた経験のあるシティのアシスタントコーチを務めるフアン・マヌエル・リージョ氏が推薦し、ジョゼップ・グアルディオラ監督も古橋を評価をしている。そういった情報もあり、一気に話が動くのか――と思われた。

 しかしセルティックは2027年まで契約を結ぶ29歳の古橋に2500万ポンド(約47億8000万円)の契約解除金(移籍金)を設定していると言われてきた。また、最近ではブレンダン・ロジャーズ監督が古橋が古傷を抱えていることを明かした。そうしたなか、マンチェスター・Cの関心は低下していった。

『ザ・タイムズ』はこのほど、「オスカル・ボブが足の骨を骨折し、3~4か月の離脱を余儀なくされたあと、シティは古橋の獲得の可能性について協議してきたが、29歳の日本代表フォワードのオファーを断念した」と報じた。その理由について、次のように続ける。

「結局、グアルディオラとベギリシュタイン・スポーツディレクターは、イルカイ・ギュンドアンがバルセロナからフリーで獲得できたことで選手層が厚くなり、このチームで戦うことが望ましいと判断した」

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 マンチェスター・シティは前人未踏のリーグ5連覇を目指す。チームの一体感も大切にするなか、現段階ではさらなる補強は必要ない――と判断したようだ。

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