シュートゼロ…町野修斗に厳しい現実、バイエルン大量6得点でキール粉砕。開始14秒ムジアラ先制弾、ケインがハットトリック、オリーズも決める
町野修斗。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
昇格組キールは3連敗で最下位…。
[ブンデス1部 3節]キール 1-6 バイエルン/2024年9月15日(現地14日)/ホルシュタイン・スタディオン
ドイツ・ブンデスリーガ1部3節、覇権奪還を目指すバイエルン・ミュンヘンが昇格組でありカタール・ワールドカップ(W杯)日本代表FW町野修斗の所属するホルシュタイン・キールに6-1の勝利を収めた。バイエルンは3連勝。
ヴァンサン・コンパニ監督のもと2連勝を収めているものの、試合途中の中だるみも見られてきたバイエルンだが、このインターナショナルマッチウィーク明け初戦、ここから勢いを付けていきそうな快勝劇を収めた。
キックオフから14秒、マヌエル・ノイアーのロングキックから、DFのクリアが小さくなると、ハリー・ケインのヘッドからセルジュ・ニャブリを経由し、背後から抜け出たヤマル・ムジアラが突き刺す。
さらに7分、自陣からつなごうとするボールをジャブリがカットに成功。するとケインが確実に仕留める。
そして13分にもビルドアップのミスを突かれると、ムジアラの絶品の個人技からオウンゴールで、早くも試合を決定づける3点目がバイエルンにもたらされる。
ケインは43分、90+1分のPKで今季最初のハットトリックを達成。交代出場した期待のミカエル・オリーズも65分にゴールを決めて、1点を返されたものの6-1の大勝を収めた。
キールの町野はシュートを打てず(チームでも計5本、枠内1本)。ボールタッチ19回、パス12本中11本成功(成功率92%)。地上戦デュエルは3回で2回勝利、空中戦は2回で勝利なし。ポゼッションロストが3回だった。
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キールは三好康児の加入したVfLボーフムとともに3連敗。得失点差で最下位に沈んでいる。