【移籍】冨安健洋をインテル、ナポリが狙う。「タイトル獲得」優先ならば…
冨安健洋。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
イタリア移籍専門サイトが報じる。
イタリア・セリエAのインテル・ミラノ、SSCナポリが来年1月に開く移籍マーケットで、イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCに所属するサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)DF冨安健洋(Takehiro TOMIYASU)を狙っているという。イタリアの移籍専門サイト『カルチョ・メルカート』が9月21日に報じた。
今季の冨安は負傷により、開幕から欠場している。そうした間に、ガナーズはリッカルド・カラフィオーリを獲得。冨安には、相当額の移籍金が提示されれば、アーセナルも放出を容認するだろうというのだ。
4日前にはイギリスメディア『サン』も「インテル、ナポリ、ユベントスの3クラブが、移籍に前向きであるこの日本のエースを追っている」と伝えていた。そして今回「インテル、ナポリはこのディフェンダーをとても気に入っている」と、ユベントスを“有力候補”から外している。守備のユーティリティであり、ボローニャFC時代に実績のある25歳の冨安を、セリエAの強豪は欲しているそうだ。
交渉額は2000万ユーロ(約32億円)あたりになるのではないかと見ている(サンは2500万ポンド/約47億6000万円)。
アーセナルでのタイトル獲得は、冨安にとっても、大きなターゲットとなっている。ただ、その「タイトル」をより実現可能にするため、セリエAの強豪を選ぶ――。そんなイタリアへの道もあるのではないかと見ている。
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セリエAは5節を終えて、トリノFCが3勝2分の無敗で1位に立っている。ナポリが3勝1分1敗の勝点10で2位、インテルは2勝2分1敗の勝点8で6位。