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【移籍】昌子源が鹿島と一旦決別、町田へ完全移籍「アントラーズを離れても、僕にとって特別なクラブに変わりありません」

昌子源。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

町田のサポーターへ「何よりピッチ上のプレーで勝利に貢献したい」と決意を示す。

 J1リーグ鹿島アントラーズは12月25日、DF昌子源が来季J1に昇格するFC町田ゼルビアへ完全移籍すると発表した。

 ロシア・ワールドカップ(W杯)に日本代表として出場した31歳のセンターバックは、今季ガンバ大阪から鹿島に復帰。リーグ21試合に出場したものの、スタメンは4試合と限られた。

 昌子は鹿島を通じて、「アントラーズに復帰してからのこの1年、プレーでチームに貢献できていない悔しさと歯がゆさを抱えながら、アントラーズの伝統を知る自分がすべきことと向き合ってきました。その時間を含め、僕はアントラーズで プロサッカー選手としての全てを学び、ここまで成長できたと思っています。ただ、自分の年齢、この先のキャリアを考えても、試合に出て勝利に貢献したい、楽しくサッカーをしたいという思いは日に日に強くなり、それが移籍の決断につながりました。

 アントラーズでは数多くの優勝の喜びを体感してきた一方、 タイトルを逃す悔しさもたくさん味わってきました。その過程にはいつも、サポーターの皆さんの姿がありました。アントラーズを離れても、僕にとって特別なクラブであることに変わりはありません。

 アントラーズに関わるすべての皆さん、9年間、本当にありがとうございました」

 昌子はそのように2012年からプレーした通算の『9年間』に感謝を伝えている。プレーヤーとしては、一旦、鹿島と決別を誓った形だ。

 また、昌子は町田のファンとサポーターに向けて、次のように決意を示している。

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「まず、自分を必要としてくれたFC町田ゼルビアに心から感謝しています。チームの中ではベテランの部類に入るので、これまでの経験を伝え、選手たちの先頭に立つ役割を果たすとともに、何よりピッチ上のプレーで勝利に貢献したいと強く思っています。クラブにとって初めてのJ1の舞台で、町田に関わる皆さんの期待に応えられるよう、自分が持っているすべての力を注ぎます」

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