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鎌田&長谷部の絶好調フランクフルトに激震!監督と強化部上層が揃って交代か?

フランクフルトの鎌田大地(左)と長谷部誠(右)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

今週末はヒュッター監督の新天地と噂されるボルシアMGとのアウェーゲーム。

 現在破竹の快進撃でドイツ・ブンデスリーガの4位に位置し来季の欧州UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権獲得が現実味を増すアイントラハト・フランクフルトだが、新シーズン、アドルフ・ヒュッター監督の退任の噂が出ている。すでにブルーノ・ヒュブナー・スポーツダイレクター(SD)の退任が決定。クラブの強化責任者であるフレディ・ボビッチ執行役員も退任の意向を示し、ヘルタ・ベルリンやプレミアリーグのクラブから誘いを受けている。日本代表の鎌田大地、そして37歳の長谷部誠が主力を担ってきたなか、強化部上層と指揮官が、総入れ替えする可能性があるのだ。

 ドイツ専門誌『キッカー』によると、ヒュッター監督は来季ボルシア・メンヒェングラッドバッハの監督に就任するため、話し合いが進められていると言われる。ただしフランクフルトは2023年まで同氏と契約し、750万ユーロ(約9億6000万円)の違約金が設定されているという。

 ボルシアMGのマルコ・ローデ監督の退任は決定的。そうしたなかクラブのマックス・エーベルSDが「来シーズンの監督が誰になるのか、私たちの中ではハッキリしています」と発言したことで、『ヒュッター招へい』は一段と現実味が増したのだ。

 もちろんCL出場権を獲得できるかどうかなど、今後の行方によっては両クラブの方針転換もあり得る。また、フランクフルトは36歳の元ドイツ代表セバスティアン・シュバインシュタイガー氏をSDとして迎え入れる準備を進めていると言われる。となれば強化部は一新されるものの、ヒュッター体制を継続する、という選択肢も出てくるか。

 いずれにせよ、今週末4月17日(日本時間22:30開始)はフランクフルトがアウェーに乗り込み、ボルシアMGと対戦する。現地では「ヒュッターが“アウェー”で戦う最後のボルシアMG戦」と報じられていて、ピッチ内外のいろいろな面で注目を集める。

 リーグ3連勝中5試合負けなしのフランクフルトは14勝11分3敗で4位。一方、ボルシアMGは10勝10分8敗で8位。

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[文:サカノワ編集グループ]

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