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石破茂新政権、解散総選挙の行方は? 『裏金議員』自民党から公認せず!? ホリエモンが展望

堀江貴文氏。(C)SAKANOWA

「もしかしたら、前と同じぐらいの議席を維持できるかもしれません」

 ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏が9月29日、ユーチューブ「ホリエモンチャンネル」を更新して、動画「石破新政権と今後の解散総選挙について解説します」を公開した。石破茂氏の自民党総裁就任と10月1日に予定される首相指名を受けて、10月中にも解散、公示されると見られる次回の衆議院の総選挙について展望した。

 堀江氏はこれまで内定している新政権の党幹部や大臣などの人事について説明。安倍晋三氏らと一線を置いていた旧・石破派から、多くの”苦労人”の人材が登用されるということだ。一方、菅義偉元首相が副首相に就くそうで、「麻生太郎氏はかなり力を失ってきたのではないかとも言われています」と見るが、基本的に自民党としては昨今の逆風もあり挙党態勢で臨むということだ。

 また「裏金議員が推薦人に名を連ねている高市早苗さんでは選挙を勝てないと、多くの国会議員の方々は判断されたのではないかと思います」として、この自民党員の判断は、選挙戦ではプラスに働くと見ている。

 地方では高齢者を中心に石破氏は人気があり、弱い若年層への指示拡大のため小泉進次郎氏の選対本部長就任が内定している。堀江氏は「自身の選挙区は強く、各陣営の応援にも駆け付けやすい。党ナンバー4のポストで、経験を積むことになりそうです」と、小泉氏の”起用法”に頷く。

 一方、石破氏が主張してきたとされる、法人税増税、金融所得課税の強化については、周囲からのアドバイスで、そこまで積極的に進めないのではないかと展望。「株価など暮らしへの影響はそこまでないのではないか」と予測する。

 そして総選挙が早期に行われそうだという日程について、いまテレビなどメディアでは自民党の話題一色であり、石破氏サイドも、このまま選挙戦に突入するのが戦略的に望ましいと考えていると見る。維新の党も勢いを失っているだけに、ベターなタイミングだと展望する。

「もしかしたら、(自民党が)前と同じぐらいの議席を維持できるかもしれません。石破さんはクリーンなイメージもあり、裏金議員はポストから外し、下手をすると公認しないこともあり得ます」

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 そのように堀江氏は、少なからず革新的でもある石破氏のここまでの”采配”を評価。選挙に関しては、野党の体たらくもあってひとまず乗り切り、再び安定した政権運営が見込まれると予想していた。

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