サウジ打ち砕いた決勝弾の鎌田大地「次勝てれば、ワールドカップが近いものになる」。15日、埼スタ豪州戦での勝利を誓う。サッカー日本代表、W杯アジア最終予選無失点3連勝

「前にいる選手は積極的にゴール前へ入って行けとチームで言われている」

［W杯アジア最終予選 C組 第3戦］サウジアラビア代表 0–2 日本代表/2024年10月10日27:00（11日3:00）/キング・アブドゥッラー・スポーツシティ

　北中米ワールドカップ（W杯）アジア最終予選の第3戦、サッカー日本代表（SAMURAI BLUE）が鎌田大地と小川航基のゴールで、サウジアラビア代表に2-0の勝利を収めた。日本は3連勝（14得点・無失点）でグループCの首位の座をキープしている。

　決勝点は14分。右・堂安律から左・三笘薫へと両ウイングバックで展開。折り返しを守田英正がジャンプヘッドで落とし、そこにシャドーで先発していた鎌田が駆け込んで合わせた。

　鎌田は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「上手く押し込み、上手く右に左にと振ることができました。前にいる選手は積極的にゴール前へ入って行けとチームで言われていることなので、いいところにいられたことが良かったと思います」とゴールシーンを振り返った。

「このスタジアムでプレーするのは難しいこと。たくさんの熱いファンが応援し、サウジアラビアもすごくいいチームなので、とても難しい試合になるとは思っていました。前回の経験を生かし、無失点で勝利できたのは大きかったです」

　そして鎌田は15日のホーム・埼玉スタジアムでのオーストラリア代表戦での勝利を誓った。

「次はホームで、たくさんのファンの前でプレーできますし、勝たなければいけない試合。次勝てれば、ワールドカップが自分たちにとって近いものになるので、みんなで切磋琢磨してやっていきたいです」

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　オーストラリア代表はトニー・ポポヴィッチ監督が就任し、今回中国代表に3-1で逆転勝利を収めて、今大会初勝利を挙げている。1勝1分1敗の勝点4で2位。サウジが同勝点で3位。