伊東純也が騒動後、初アシスト。スタッド・ランス対RCランス戦、縦抜けからのアーリークロスで
伊東純也 写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ディアキテが決める!
スタッド・ランスに所属する日本代表MF伊東純也が日本時間2月19日(現地18日)に行われたフランス1部リーグ22節、ホームでのRCランス戦で先制ゴールをアシストした。試合はそのあと1点を返されて、1-1で前半を折り返している。
スタッド・ランスは3試合勝利なし、一方、RCランスは3連勝中。伊東は2トップの右で先発出場し、ともにカタール・アジアカップに臨んだ日本代表MF中村敬斗はベンチスタートとなっている。
試合はスタッド・ランスがペースを握り、ボールを保持しながら前進してゴール前で一気に加速する形を作り出す。伊東はサイドへ飛び出したり、裏へ抜け出したりしながら、攻撃に変化を加える。
すると41分、右サイドでボールを受けた伊東が縦に仕掛けて、すぐさまアーリークロスを放つ。直前でも同じような伊東からのクロスもあって読んでいた20歳のコートジボワール代表FWウマル・ディアキテが、ニアに飛び込んで合わせゴールネットを揺らしてみせた。アジアカップ期間中の週刊誌報道を受けてチーム離脱を余儀なくされた伊東だが、その騒動を経てチームに合流し、最初のアシストとなった。
しかし直後、シュート数では4本対1本と上回っていたスタッド・ランスだが、一瞬の隙を突かれたクロスからヘッドで一撃を決められ、1-1に追い付かれてしまう。
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果たして、後半、伊東のゴールはあるのか。中村の早い時間帯での投入もありそうだ。