ロッカールームは「完全に沈黙」豪州代表、オマーンに土壇場で追い付かれる。残すは日本＆サウジ戦

アーノルド監督「二つ勝つしかない」。

[カタールW杯アジア最終予選 第８戦] オマーン代表 ２-２ オーストラリア代表／2022年２月１日／スルタン・カーブース・スポーツコンプレックス

　カタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選グループＢ、オーストラリア代表とオマーン代表は２-２で引き分けた。オーストラリアが常に先行したものの、89分にPKを献上……痛恨の勝点１に終わった。

　オーストラリアはこのあと、日本（ホーム）、そしてサウジアラビア（アウェー）と上位２チームとの対戦を残す。

『シドニー・モーニング・ヘラルド』によると、ベガルタ仙台でも指揮を執った経験のあるオーストラリアのグラハム・アーノルド監督は試合後、「選手たちは完全に沈黙しています」とロッカールームの様子を伝え、次のように語っている。

「私はただ彼らに言いました、このような失望を味わうことは残念ではありますが、全てを受け止めようと。自分たちを奮い立たせ、クラブに戻ってハードワークを続け、そして何より健康な状態で、日本戦に向かうしかありません」「二つ勝つしかありません」

　Ｂ組の順位は、１位サウジアラビア６勝１分１敗で勝点19（10得点・５アシスト）、２位日本６勝２敗で勝点18（９得点・３失点）、３位オーストラリア４勝３分１敗で勝点15（15得点・６失点）、４位オマーン、５位中国、６位ベトナムは敗退決定。

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[文：塚越始]