【日本代表】サウジアラビア戦、全選手ひと言寸評。板倉滉「レギュラー奪いに行く」。令和のダイナモだ、田中碧の献身と精度の高さ光る。W杯最終予選、7大会連続出場へ王手
伊東純也がW杯最終予選、4試合連続ゴール!写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
伊東と酒井の連係向上もプラス材料に。
[カタールW杯アジア最終予選 第8戦] 日本代表 2–0 サウジアラビア代表/2022年2月1日19:10/埼玉スタジアム
カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループBの第8戦、日本代表が南野拓実、伊東純也のゴールで、サウジアラビア代表に2-0の勝利を収めた。日本は6勝2敗の勝点18でグループ2位をキープ。首位サウジアラビアに勝点1差とした。
5連勝で4試合連続無失点の日本は、3月24日のアウェーでのオーストラリア戦で勝利を収めれば、7大会連続となるW杯の出場権を獲得できる。
この試合に出場した日本代表選手の「ひと言寸評」をまとめた。
▼寸評の見方
ポジション
背番号 選手名
寸評
【日本代表:サウジアラビア代表戦]
■先発■
GK 12 権田修一
枠内シュート2本。サイドからの崩しと高さに動揺せず。
DF 19 酒井宏樹
伊東へのキーパスで「アシストのアシスト」に成功。
DF 5 長友佑都 (▼69分)
気迫のプレーでこの日一番大きな拍手を受けた。
DF 3 谷口彰悟
2戦無失点は十分評価できる出来。ただ押し込まれた時にラインを下げて大迫を孤立させた。
DF 4 板倉 滉
丁寧な声掛けを心掛ける。2試合連続無失点でレギュラー争いへ名乗り。試合後「レギュラーを奪いに行くつもりでいます」と熱く語る。
MF 6 遠藤 航 (▼90分)
高い位置へプレスに行くとより強さを発揮、2点目をもたらした。キャプテン代役、完璧に任務遂行。
MF 13 守田英正
センターフォワードと最終ラインのスペースが空いた際、球際へ行くのか、引くのか、やや曖昧になることも。最後はアンカーでプレー。
MF 17 田中 碧
運動量が光り、加えて丁寧にスペースを埋めて、その精度の高い技術も生きた。新世代を代表するような、令和のダイナモ(発電機)となった。
FW 10 南野拓実(▼78分)
なかなかボールに絡めずにいたが、大迫の近くで2トップ気味に機動。先制点を奪ってみせた。
FW 14 伊東純也
圧巻のボレー弾! 酒井との連係も向上してきたのはプラス材料だ。
FW 15 大迫勇也(▼69分)
スルーから先制点演出。フィジカル勝負の相手に、ボールを収めることに成功。
■交代出場■
FW 9 前田大然(△69分)
猛烈なプレスで、終盤に再び前線を活性化させた。
DF 20 中山雄太(△ 69分)
左サイドバックに入り試合を締める。ハーフタイム、プレーした選手全員を出迎えてグータッチをしていた。
FW 18 浅野拓磨(△78分)
決定機逸。寅年のジャガー初ゴールならず。
MF 8 原口元気(△90分)
2試合連続、ラストカードで投入。今回はインサイドハーフで試合を締めた。
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[文:サカノワ編集グループ]