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【移籍】ネイマールが来夏フリートランスファーに「天からの贈り物だ」

ネイマール。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

いまだ負傷から復帰できずにいるが…。

 サウジアラビア1部アル・ヒラルに所属するブラジル代表FWネイマール(Neymar)がこのまま行くと今季限りで契約満了になり、フリートランスファーとなる。

 ヒザの靭帯損傷により、2024-25シーズンは8月のAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリート2試合に出場したのみ。ようやくヒザのケガは治り、今月中の復帰が見込まれた。ところがハムストリングスの負傷により、復帰は見送られることになった。

『マルカ』は11月26日、そんなネイマールの父が『ポッドキャスト』で、ジュニアの今後について「フリートランスファーになるならば、天からの贈り物だ」と語り、話題を集めている。

「いったい何が起こるか、彼が実際何を感じているのか、これから見てみましょう。まさにフリーとなって決めるでしょう。これほど自由に行先を決めたことはありません。フリートランスファーになった32歳を手に入れることができるのは、天からの贈り物でしょう」

 これまでネイマール自身が”望んで”移籍したのは唯一、FCバルセロナだったという。パリ・サンジェルマン、アル・ヒラルと、さまざまな駆け引きがあったなかで、最終的に決断は下してきた。ネイマールサイドは、どこかで“ビジネス”として選択をしてきたというのだ。

 それだけにネイマールは、いろいろな意味でフラットになって、最後の大きな決断を下すことになるだろうという。

「ネイマールには2025年までの契約があります。そこからは何も分かりません。さまざまな憶測は理解しているし、そのための準備は始めています」

 そのようにアル・ヒラルと基本的には2年契約の満了を迎えるということだ。

 また、来年6月に開催されるクラブ・ワールドカップ(W杯)には、アル・ヒラルの一員として臨む。

「アル・ヒラルには最大のスターの一人がいる。こうした規模の大会の経験をしている選手だからこそ、彼らはネイマールとの2年目の契約を放棄しませんでした」

 ネイマールもこのまま終わるわけにはいかない。アル・ヒラルで世界を驚かす。その準備にも突入していく。

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 年明けからはネイマールの去就も注目を集めることになる。アル・ヒラルとの契約更新も選択肢の一つではある。もちろん、ケガの状態によっては、ヨーロッパの最高峰の舞台で戦うのは難しいのかもしれないが……。

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