サウジ旅行のメッシ、アル・ヒラル移籍の可能性高まる!? パリSGから2週間活動停止の処分
パリ・サンジェルマンのメッシ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
財政難のバルセロナ復帰は“厳しい”だけに…。
フランス1部パリ・サンジェルマンが、無断でサウジアラビアに旅行をしたとしてアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(Lionel Messi)に2週間の活動停止の厳しい処分を下すことになるという。『RMCスポーツ』などが5月3日に報じた。果たして35歳のレフティのパリSG退団がこのまま加速するのだろうか――。
昨年5月からサウジアラビアの観光大使になっているメッシはオフを活用して、一家でサウジ旅行を行った。メッシがクラブに報告していたという報道もある。一方、クラブは許可をしていなかったとして、メッシに2週間、全体練習に合流できず、その間の給与を差し引くなど厳しい処分を下す可能性があるというのだ。その場合、これからのフランスリーグ2試合に出場できない。
一方、サウジアラビア国内では、メッシのアル・ヒラル加入が加速するのではないかと期待する声も高まっている。チームは現在、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の浦和レッズとの第2戦に臨むため来日中であるが、来季に向けて、実に年俸4億ユーロ(600億円)の超高額オファーを提示したと言われる。
メッシを巡っては、古巣のスペイン1部FCバルセロナが復帰を目指しているものの、ファイナンシャルフェアプレーにより、大幅な人件費削減が求められており現状では厳しいと言われている。それだけに……スーパースターのアル・ヒラル移籍は、少なからず現実味を増してきている。