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【アビスパ福岡】博多名物の明太子「ふくや」スポンサー契約満了を発表。「引退」ではないが今後は「未定」

アビスパ福岡のエンブレム (C)SAKANOWA

2007年以来18シーズンにわたって支える。来年1月をもって、事実上の一旦完全撤退に。

 J1リーグ アビスパ福岡のスポンサーで、ユニフォームの袖部分にロゴを掲出していた、博多名物の明太子の老舗で知られる「株式会社ふくや」が12月30日、公式エックス(アカウントは @fukuya_mentai)で「契約満了のお知らせ」として、来年1月をもってスポンサー契約を打ち切ることを発表した。

 2007年から18シーズンにわたり福岡のスポンサーとしてバックアップしてきた同社だが、「この度、諸般の事情により2025年1月31日をもちましてスポンサー契約が満了となりますのでお知らせいたします」と公表した。

「アビスパ福岡サポーターの皆様、またJリーグ他クラブのサポーターの皆様、そしてアビスパ福岡様には、様々な形で私たちの活動にご理解とご協力を頂きました。言葉では尽くせませんが、あらためまして長年のご支援、本当にありがとうございました。

 契約満了に伴い、アビスパ福岡様支援商品の販売やサポーター様向け各種サービスは同日をもって終了とさせていただきます。

 また、来期のスタジアムグルメ出店も予定しておりません」

 そのように事実上、一旦“完全撤退”するということだ。一方、今後スポンサー契約を復活させる可能性も示唆している。

「あくまでも『契約満了』であり『引退』ではございませんし、もちろん『移籍』など露ほども考えておりません。しかしながら現時点では今後について『未定』としかお伝えできないこと、ご理解をいただけますと幸いです。何卒」

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 福岡にとってはクラブ創設30周年の記念イヤー。元サガン鳥栖の指揮官である金明輝氏を新監督に迎えたが、これまでにもスポンサー撤退の話が出ている。新生アビスパは、やや前途多難な船出となってしまったようだ。果たして一体感を醸し出すことができるのだろうか!?