【浦和】新キャプテンに関根貴大。スコルジャ監督が語った信頼「大きな勝利のあとも、痛い敗戦のあとも、彼の姿を見てきた」
浦和の関根貴大。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
「常にチームへポジティブな影響力をもたらしてくれる」
[J1 1節]神戸 – 浦和/2025年2月15日14:00/ノエビアスタジアム神戸
J1リーグの2025シーズン開幕を迎える1節、浦和レッズはアウェーで2連覇中のヴィッセル神戸と対戦する。マチェイ・スコルジャ監督が2月13日に行ったオンラインによる記者会見の中で、新キャプテンに決まった関根貴大への期待を語った。
スコルジャ監督は就任1年目だった2023シーズン、関根を右MFと右サイドバックで起用。一緒にAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝での勝利を成し遂げている。
「初めて日本へ来た時からタカ(関根)のことを知っています。大きな勝利のあとも、痛い敗戦のあとも、彼の姿を見てきました。
常にチームへポジティブな影響力をもたらしてくれる選手です。若手や外国籍選手をはじめ、いい関係を築いてくれています」
またスコルジャ監督は、関根が浦和の育成組織出身である点も踏まえたということだ。
「浦和レッズと強いルーツがあることも考慮しました。タカのことは信頼していますし、非常にいいキャプテンになってくれると信じています」
指揮官は就任した2023年、自身の考えとして、フィールドプレーヤーがキャプテンを担うようにしてきたとも語っていた。実際、昨年のドイツEUROでは、VARの案件など、主審との判定に関する対話はキャプテンに限られるというルールも採用されていた。むしろ、しっかり明文化されたとも言え、「キャプテン」にピッチ上での役割や責任が求められつつある。
関根もかつてスコルジャ監督に対し「しっかり頭の中が整理できた状態でピッチに立てている」と信頼を口にしていた。
関根が中心となってトロフィーを掲げる。今夏にはクラブ・ワールドカップ(W杯)にも出場する。その日を楽しみにしたい!
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西川周作、マリウス・ホイブラーテン、原口元気、マテウス・サヴィオ、 渡邊凌磨も「キャプテングループ」に選ばれている。この選手の中から、試合中のキャプテンマークがつけられることになる。