【横浜F・マリノス】「獲得活動中の選手が何人がいます」西野努SDが補強について明かす。2025シーズン新体制発表会
横浜FMの西野努SD。写真:原田裕介/Photo by Yusuke HARADA
DFジェイソン・キニョーネスの獲得を発表。
J1リーグの横浜F・マリノスは1月11日、新体制発表会を神奈川県横浜市にある日産グローバル本社ギャラリー内の日産ホールで開催した。ファン・サポーターが来場し、またユーチューブでもライブ配信されるなか、新加入選手が決意を示した。またコロンビア1部アギラス・ドラダスに所属していたジェイソン・キニョーネスの完全移籍加入も発表された。
クラブが新シーズンに目指すのは「アジアで勝ち、日本を代表するクラブ」。シーズン前半戦の具体的な目標は「ACLエリート優勝」に設定する。そのために「サッカー強度と純度の追求」「クラブ価値の向上と事業のさらなる成長」「尊重されるクラブになること」を掲げる。また、新チームスローガンは「Be a Stunner 圧倒的な存在であれ」に決まった。
そして新スポーティングダイレクターに就任した西野努氏が登壇し、クラブのフィロソフィである「ATTACKING FOOTBALL」を継承し、そのなかで次の3点の方針のもと編成を進めてきたと語った。
1)チームを成長させる 監督の選定
2)監督を支える チームスタッフ編成
3)継続的な優勝争いをする チーム編成
そして9月からイギリスにも渡ってシティフットボールグループの中で協議。アタッキングフットボールを体現し、何より横浜FMでともにタイトル獲得を目指したいという強い意志の伝わってきた前イングランド代表コーチであるスティーブ・ホーランド氏の招へいが実現した。さらに強化スタッフには、富澤清太郎氏、栗原勇蔵氏、武田英二郎氏が就くことも発表された。
また西野SDはまだ補強は続くとも説明した。
「一方で開幕まで時間がありますし、今日の始動には間に合いませんでしたが、獲得活動中の選手が何人がいます。若干名をこのメンバーに加えて、ACLの初戦、リーグ戦の開幕を迎えられたらと思っています」
前日には元日本代表である水沼宏太が海外移籍の準備のためチームを離脱すると発表された。果たしてどのような補強があるのか。とても楽しみだ。
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横浜FMは2025シーズン、2月12日にAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートのリーグステージ7節・上海申花戦、そして15日にリーグ開幕のアルビレックス新潟戦と、いずれも日産スタジアムで対戦する。翌週には中国(上海上港戦)、広島(サンフレッチェ広島戦)というアウェー連戦も組まれている。