中居正広さんトラブル。田村淳さん「憶測が憶測を生んでいる」と違和感も、謝罪文の「文章のチョイス間違えている」と指摘
中居正広さん(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)
フジテレビ『ワイドナショー』でこの問題を取り上げる。
元アイドルグループSMAPのメンバーでタレントの中居正広さんが女性とのトラブルがあり、解決金9000万円を支払い示談していたとされるスキャンダルだが、1月12日、フジテレビ『ワイドナショー』でこの件を取り上げて、同局のスタンスなど声明も改めて説明があった。
フジテレビ側はあくまでも、これまで週刊誌で報じられていた同局職員の関与を否定。一方、中居さんの番組『だれか to なかい』の放送を当面休止し、出演番組を当面差し替えて対応する方針を示した。番組内ではフジテレビの「事実確認を含め対応を継続、出演者などとの関係者のあり方については改めて誠実に対応してまいります」というコメントも読み上げられた。
また、同番組に出演したタレントの田村淳さんは中居さんとも多く共演してきただけに「このニュースには驚きました」と感想を語った。そのうえで、「憶測で語られていたことが、それが真実のようになって、また憶測が生まれていく。誰かが説明しない限り、ずっと憶測で話す悪い連鎖が生まれるなと思っています」と現状への疑問を投げ掛けた。
テレビ局は報じずにいたというが、”憶測の連鎖”が生じ、加えて示談で解決したプライベートな問題であり、そこに「違和感を覚えていた」とも語る。
一方、中居さんが発表した謝罪文も「文章の選び方、チョイスを間違えているところがあるなと感じました」と指摘。中居さんの「今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」という言葉は、多くの人が違和感を抱いている。すでに支障はきたしているだけに、「中居くんはなぜそのような文章を書いたのか、とまた憶測を呼び、みんなに否定されてしまう」と、さらに負の連鎖が生じていると見ていた。
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実際にフジテレビはこの件については一切関与せず、中居さんが同局職員の名前などを持ち出して被害女性を誘い出し、そこから二人だけの個人間におけるプライベートの「トラブル」が起きていたという説も浮上している。一方、フジテレビの組織的な問題はなくても、今回の声明のように、被害女性へのコンプライアンス的な対応などは改めて課題にもなり得そうだ。