【鹿島 2-0 FC東京】鈴木優磨が決勝PK弾! 師岡柊生は今季初得点「マツの気持ちを背負い、前線からの守備や闘う姿勢を表現しようと思った」
鹿島の師岡柊生。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
植田直通のヘッド弾はオフサイドで幻に。中学生の北原槙が15歳7か月22日でJ1最年少デビュー。
[J1 4節] 鹿島 2-0 FC東京/2025年3月1日14:03/県立カシマサッカースタジアム
J1リーグ4節、鹿島アントラーズが鈴木優磨のPK、さらに師岡柊生のヒール弾で、FC東京に2-0の勝利を収めた。鹿島はホーム3連戦で3連勝。リーグタイ記録となるホーム25試合連続無敗に。
前半はFC東京が主導権を握り、仲川輝人の枠をわずかにそれたミドルなど決定機を作り出していった。しかし、そこを凌いだ鹿島は後半に入り、プレス強度を強める。
そしてセットプレーから植田直通がジャンプヘッドで合わせてゴールネットを揺らす。が、VARの判定を経てオフサイドに。
VTRの静止画は、小池龍太がボールを蹴る”ほんの一瞬前”の画像のように見えるが、そこで植田がオフサイドラインよりも前へ出ていると判定された(そのあとの「オフサイドライン」の画像では、キッカーが写真に入っていなかった)。
やや微妙な判定ではあった。しかし鹿島の選手たちは、そこで気持ちを切らさない。さらに攻め立てていった。
濃野公人のクロスバー直撃弾のあと、その濃野のパスに対し、後方から森重真人が鈴木の軸足へチャージ。主審はファウルと判定し、鹿島にPKが与えられる。
鈴木がこのキックを決めて先制! 今季4試合・3ゴールとした。
さらに90+1分、敵陣での樋口雄太のFKを途中出場の師岡が後ろ足で合わせ、ディフレクションを起こして、ゴールネットを揺らした。
今季初ゴールとなった師岡は試合後のヒーローインタビューで、「ボールが来たので、触るだけでした。気付いたらゴールに入っていて嬉しかったです。前半、マツ(松村優太)がいいプレーをしてくれたので、その気持ちを背負って、前線からの守備や闘う姿勢を表現しようと思いました。タイトルを獲れるように頑張っていきます」と語った。
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FC東京の現役・中学3年生、MF北原槙が15歳7か月22日でJ1リーグ最年少出場を果たしている。しかし守備面で後手を踏んでしまい、大きなインパクトは残せなかった。