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【移籍】23年J2得点王・MVPエリキが町田から神戸へ電撃移籍!「私のフィジカルコンディションと技術面は100パーセントの状態」

エリキ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

今シーズン末までの期限付き移籍。

 J1リーグのヴィッセル神戸は3月5日、FC町田ゼルビアに所属していたブラジル人FWエリキ(Erik Nascimento de Lima Siqueira )を期限付き移籍で獲得したと発表した。移籍期間は今シーズン終了まで。契約により、エリキは今季の町田との全ての公式戦に出場できない。背番号は「27」。

 エリキは1994年7月18日生まれ、30歳。170センチ・65キロ。これまでボタフォゴFR、横浜F・マリノス、SEパルメイラス、長春亜泰足球倶楽部などでプレーしてきた。日本での通算成績はJ1リーグ67試合・24得点、J2リーグ30試合・18得点、ルヴァンカップ7試合・1得点、天皇杯2試合・1得点、ACL3試合・1得点。

 町田では強烈なパフォーマンスでJ1昇格に貢献したが、負傷と3バックへの以降によりなかなか持ち味を発揮できずにいた。

 エリキは神戸サポーターに向けて、「この素晴らしいビッグクラブのユニフォームに袖を通すことができ、とても幸せですし、とてもやる気に満ち溢れていることを全てのヴィッセル神戸のファン、サポーターの皆さんにお伝えしたいと思います。強い決意と献身的な姿勢を持って、クラブの掲げるいくつもの大きな目標を達成するために、自分のベストを尽くすことを約束します。バモス神戸ファミリー!」とコメントしている。

 一方、町田サポーターに向けて、次のように感謝を伝えている。

「全てのFC町田ゼルビアファン・サポーターの皆さん、2023年シーズンに私が年間MVPと年間ベストイレブンの賞を受賞するきっかけと影響を与えて下さったことに感謝しています。

 また2024年シーズン、国立競技場でゴールを祝った思い出に涙し、心が喜びで満たされました。私のフィジカルコンディションと技術面は100パーセントの状態であり、サッカーをプレーすることに意欲と幸せを感じています。それが私の情熱です。

 FC町田ゼルビアの新しい歴史の中でチーム得点王になれたこと、そして日々私の目の前に広がる成果、成功、進化、それこそが一人のアスリートとして特別なのです。私を快く受け入れて下さった方々に感謝します。そのお陰で、天空の城の聖地で私はとても愛され、祝福されていると感じ、たくさんの勝利、ゴール、アシストをすることができました!!!

 新たなクラブの歴史に名を残したチーム得点王は新たな挑戦のために新天地へ移りますが、『町田の太陽』を応援して下さった皆さんへの感謝と喜びは永遠に持ち続けます‼」

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 エリキは2023シーズンにJ2リーグ30試合・18得点・6アシストで、J1昇格に大きく貢献。そして昨季はJ1リーグ26試合・3得点・1アシストを記録。今季はこれまで出場機会を得られずにいた。