高校無償化、さらに大学も!? 様々な意見、ホリエモン「お前のバカ息子に投資しても意味ないだろ」
堀江貴文さん。(C)SAKANOWA
維新の会、前原誠司氏が提唱。
自民・公明・維新の3党がこのほど、高校の授業料無償化の政策に合意し、発起人である日本維新の会の前原誠司共同代表は3月3日に、自身のエックスで、さらに大学無償化にも取り組んでいきたいと宣言した。
この政策を真っ向から批判したのが実業家であるホリエモンこと堀江貴文氏だ。
堀江氏は自身のエックス(@takapon_jp)で3月3日、前原氏(@Maehara2016)の「大学無償化に取り組みます。制度設計を策定した上で」という投稿に反応。「大学無償化とかとんでもない愚策。クソクソクソ」「まさにクソ愚策」と批判した。結果的に、専門的な研究機関の予算が削られる可能性も指摘されている。
また、『奨学金』を返済できないという“事実上の学生ローン”は過去から問題視されてきた。大学無償化になれば、それがなくなる、という意見には――。
堀江氏は「それは奨学金という名の学生ローン。返さなくていい本当の奨学金もらえるくらいの実力ある奴とお金に余裕がある奴が大学行けばいいんだよ」と指摘する。
さらに人口減少が続くなか、人口増加に必要な『3人目』を生むためには、教育費が心配されるために躊躇う、という反応も。これにホリエモンは「お前のバカ息子に投資しても意味ないだろ笑」と嘯く。
本来、大学はより専門的な高等教育を受ける、学術・学問を極めるための機関。ただ日本では二度のベビーブームを経て、”就職のため”大学に通うことが一般化していった。
少子化の傾向は基本的には当面変わらず、労働者人口も減る。日本はその根本的なところで、どのように舵を切っていくのかが全く見えない。
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大学の無償化となると、こうして前原氏、堀江氏……。さらに様々な意見が出てきそうだ。