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【移籍】ハリー・ケインがトッテナム復帰か。バイエルン「107億円」で交渉に応じるスタンス

ブレーメンからPKで2ゴールを決めたバイエルンのケイン。 (C)Midori Ikenouchi

マンチェスター・U、アーセナルも狙う!?

 ドイツ・ブンデスリーガ1部FCバイエルン・ミュンヘンのイングランド代表FWハリー・ケイン(Harry Kane)は2027年6月まで契約を結んでいるが、このほど移籍条項が有効化され、次の夏のマーケットであれば6700万ユーロ(約107億円)の満額提示があれば、バイエルンも移籍交渉に応じる意向であるという。

『スカイ』など現地メディアによると、ケインの契約解除金の状況は、来夏であれば6700万ユーロ、2026年夏であれば6000万ユーロ(約95億円)だという。

 今年7月で32歳になるイングランド代表のキャプテンでありエースストライカーはバイエルンでの2シーズン目、リーグ23試合・21得点・6アシストを記録。チームは2位バイエル・レバークーゼンと勝点8差をつけて、2年ぶりのリーグ制覇に近づいている。

 ケインがプロキャリアで唯一手にしていない「優勝=タイトル」を求めて辿り着いたドイツ名門。むしろ彼を必要としたトーマス・トゥヘルが退任したものの、マンチェスター・シティでの実績十分なヴァンサン・コンパニ監督のもと、より真価を発揮している点も興味深い。

 そんなスーパーストライカーに対し、『コート・オフサイド』によると、アーセナルFC、マンチェスター・ユナイテッド、そして古巣のトッテナム・ホットスパーFCが興味を持っているということだ。相乗効果を考えれば、『100億円』の価値はあるかもしれないが、果たして――。

 例えば、もしもバイエルンで今季、現在タイトル獲得の可能性のあるブンデスリーガ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)、クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)と一気に“三冠”を達成した場合、あるいは二冠であっても、ケインのモチベーションはどこに向かうのか。

 そこでプレミアリーグ勢の熱意が届けば、イングランドへの復帰もあり得るかもしれない。喉から手が出るほどタイトルを欲しているスパーズが、この“チャンス”をモノにすることはできるのか。

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 ケインはプレミアリーグで歴代2位の通算213ゴールを記録している。プレミア復帰を果たした場合、1位のアラン・シアラーの260ゴールを更新することも期待される。