【広島 0-1 岡山】衝撃の「中国ダービー」、初対決はファジアーノが制す。ルカオから18歳・佐藤龍之介が決勝ゴール

「点を取るために変化をつけたかった」投入から2分後に大仕事。

[J1 10節] 広島 0-1 岡山/2025年4月12日14:03/エディオンピースウイング広島

　J1リーグ10節、ファジアーノ岡山が佐藤龍之介のゴールで、サンフレッチェ広島に1-0の勝利を収めた。

　J1のステージで実現した初の「中国ダービー」、ハードワークを最後まで貫いた初昇格の岡山が、勝てば首位に立つチャンスのあった広島から白星を掴み取った。

　両チームがチャンスを作るなか、58分、ロングフィードから抜け出したルカオが持ち込み、そのこぼれたボールを途中出場した18歳の佐藤がねじ込んでみせた。「点を取るために変化をつけたかった」（木山隆之監督）という期待に応えて、プロ2年目、FC東京から期限付き移籍している佐藤が投入から2分後に大仕事をやってのけた。

　このあと広島のジャーメイン良にビッグチャンスが訪れたが、岡山の守護神であるスベンド・ブローダーセンがビッグセーブ!　全員がそれぞれの役割をフルに果たして、岡山がアウェーの地で勝利を掴んでみせた。

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　1か月前にはソールドアウトだった超満員2万6135人が訪れたなかでの好ゲーム＆劇的な1勝に。岡山の木山監督は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、 「もっと来たい人たちもいたと思うのですが、来れた人たちが本当に選手たちを後押しをしてくれました。ありがとうございました」とファン・サポーターに感謝した。