【浦和】アル・ナスルがスコルジャ監督を「ターゲットにしている」。UAEメディアが報じる
浦和のスコルジャ監督。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI
U-23 UAE代表を率いた実績も踏まえて。
アラブ首長国連邦(UAE)1部リーグのアル・ナスルSCが、J1リーグ浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督(Maciej Skorza)の獲得を目指していることが明らかになった。
UAEメディア『アル・ハイージュ・スポーツ』が4月12日、「アル・ナスルがポーランド人のスコルジャをターゲットにしている」と題して報じた。記事によると、同メディアの独自情報として、「アル・ナスルがマチェイ・スコルジャ監督を狙っている」として、次のように実績などにも触れている。
「元UAEのオリンピック代表チームの監督であり、浦和レッズでは2022年のACLで優勝している。2025年のクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)の出場権を獲得していて、確かな実績を誇っている」
ルーマニア人のスポーツダイレクター就任が確実されているということだ。来季2025-26シーズンに向けた動きのようだ。
スコルジャ監督は2018-2020年まで、U-23 UAE代表を率いている。当時の実績も評価されているという。
そのあとポーランドのレフ・ポズナンを率いてリーグ制覇を達成。2023シーズンには浦和を率いてACL2022決勝で勝利を収め、アジア制覇を成し遂げた。一旦家族の事情により退団したが、2024シーズン途中、再び浦和の指揮官に就任した。
浦和は今年6月、アメリカで開催されるクラブW杯に挑むことになっている。
UAEリーグのアル・ナスルであり、ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドが所属しているサウジアラビア1部の同名のチームとは異なる。
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アル・ナスルは2024-25シーズン、UAE1部リーグで14チーム中8位につけている。