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【移籍】浦和復帰ならず。ソルバッケンはASローマからエンポリへの期限付き移籍が濃厚に

ローマでのソルバッケン。 (Photo by Paolo Bruno/Getty Images)

本人もヨーロッパでのプレーを希望していたなか…。

 J1リーグの浦和レッズへの期限付き移籍満了に伴いイタリア・セリエAのASローマに戻っていたノルウェー代表FWオラ・ソルバッケン(Ola SOLBAKKEN)が8月12日、同リーグのエンポリFCへレンタル移籍することが濃厚となった。浦和への復帰も期待されたが……エンポリはこのサイドアタッカーを本気で欲しているということで、交渉はスムーズに進みそうだ。

 ローマに復帰したソルバッケンだが、これまで練習に参加してきたが、4日のオリンピアコス戦(△1-1)、7日のバーンズリーFC戦(〇4-0)と直近のプレシーズンマッチで出場機会を得られず。バーンズリー戦はメンバー外という扱いで、放出要員となっていた。

『コッリエーレ・デッロ・スポルト』は8月8日、新戦力の獲得のため、ローマでは現在ソルバッケンを含む8選手が放出要員であるとレポートしていた。

 そうしたなか、エックス(旧ツイッター)のフォロワー数2017万人を超える移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ(@FabrizioRomano)氏が、「オラ・ソルバッケンはASローマを退団し、エンポリにレンタル移籍される。エンポリのディレクター、ロベルト・ジェミはローマのトップマネジメントと良好な関係を築いており、この契約を成立させることを極めて重要視している」とレポートした。

 エンポリは昨季リーグ17位でギリギリ、セリエAで残留を果たした。ヨーロッパでのプレーを希望しているソルバッケンにとっては、ローマと同じイタリアであり、このまま交渉が順調に進んでいきそうだ。

 25歳の強力なサイドアタッカーは、「欧州」での復活を希望。また、ローマは完全移籍を望んできたが、どうやら条件付きのレンタル移籍で落ち着きそうだ。

 ヨーロッパ方面の交渉がまとまらなければ、ソルバッケンの浦和復帰もあり得ると見られたが……。状況は厳しくなった。

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 ソルバッケンは1998年9月7日生まれ。ノルウェー出身。2023-24シーズン、まずギリシャ1部オリンピアコスに期限付き移籍。そのあと1月から6月30日まで、浦和にレンタル移籍された。浦和では負傷を乗り越えリーグ5試合に出場していた。

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