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【浦和】スコルジャ監督が記者会見「再び信頼してくれたことに感謝。大きな野心を持つこの素晴らしいクラブの一員になれて嬉しい」

記者会見で決意を示した浦和のスコルジャ監督。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI

ACL制覇した昨季以来の復帰。最初の選手とのミーティングでは「とてもポジティブなエネルギーが伝わってきた」。

 J1リーグ浦和レッズに復帰したマチェイ・スコルジャ監督が9月7日、埼玉スタジアムで記者会見を行い決意を示した。

 昨季チームを率いたあと、ペア=マティアス・ヘグモ監督の退任により、8か月ぶりに復帰。ポーランド出身、52歳の指揮官は「こんにちは」と日本語で切り出して、次のように再会を喜んだ。

「またこのクラブに戻ることができてとても光栄に思います。私を再び信頼してくれたクラブのフロントの方々に感謝しています。大きな野心を持つこの素晴らしいクラブの一員になれたのを嬉しく思います。

 もちろん昨年就任した時と状況は異なります。残り11試合、シーズンの途中であり、また違った行動を私もとらなければいけません。以前一緒に仕事をしたスタッフもたくさん残っているのは、とてもポジティブです。時間のないなかでお互いのことを知っているのは良いことです。

 私が来るまでの日々、ノブさん、池田コーチに感謝しています。昨年と同じような高いレベルの協力関係を築ければと思います」

 この日最初のミーティングを行った。スコルジャ監督は選手たちから「ポジティブなエネルギー」を感じ取ったという。

「今日初めてのチームミーティングをしました。知っている選手もいますが、半分ぐらいは初めて会う選手です。関係性を築きながら彼らを評価していくには時間も必要ですが、比較的早いプロセスで済むのかなと思っています。

 その最初のミーティングでは、とてもポジティブなエネルギーが伝わってきました。決意も感じられます。早い段階でピッチ上でも判断し、ポジティブに闘えるようになると思います」

 そして昨季ACL優勝、ルヴァンカップ準優勝、リーグ4位と結果を残した指揮官は、「今年ここから流れを変え、勝利を収めながら順位を上げて、来年のワールドカップに向けた準備にもできればと思います」と展望した。

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 このあと記者との質疑応答が行われている。スコルジャ監督は14日のアウェーでのガンバ大阪戦から指揮を執る。

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