浦和は止められるか! インテルのラウタロがクラブ史上『最強の外国人ストライカー』初の150ゴール記録、バイエルンに勝ちCLベスト4。バルサと対戦へ
インテルのラウタロ (C)Midori Ikenouchi
ドイツ首位チームから2試合連続ゴール! セリエAでもトップに立ち乗りの乗る。
[CL 準々決勝] インテル 2-2 バイエルン/2025年4月17日(現地16日)/サンシーロ
※2試合トータル3-2でインテルが準決勝進出
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の第2戦(セカンドレグ)、インテル・ミラノがラウタロ・マルティネスの2試合連続ゴールなどFCバイエルン・ミュンヘンと2-2で引き分け、トータルスコア3-2でベスト4進出を決めた。インテルは準決勝で、スペイン1部首位のFCバルセロナと対戦する。
J1リーグ浦和レッズは6月のアメリカ・クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)、インテルとグループステージ第2戦で対戦する。シモーネ・インザーギ監督のもと復活を遂げ、セリエAでは首位に立ち、今回ブンデス首位に立つバイエルンにアウェーで勝利を収めて逃げ切ってみせた。
アルゼンチン代表FWラウタロはこのバイエルン戦に向けて、しっかり負傷から復活し、2試合連続ゴールを決めて、エースストライカーとしての存在を示した。イングランド代表ハリー・ケインとのFW対決をも制してみせた。
ラウタロはクラブ歴代6位となる公式戦通算150ゴールを記録。これは外国籍選手では最多だ。
『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、ラウタロは次のようにバイエルン戦のあと、喜びを語ったという。
「素晴らしい試合だった。いつまでも忘れられないだろう。インテルは諦めなかった。彼らには個性があり、ハートがあり、頭脳が備わっていた。苦しんだものの、素晴らしい結果を残せることを改めて証明できた。今、私たちは全てを勝ち取ろうとしている」
日本時間5月1日と7日に行われる準決勝は、バルサと対戦することが決定した。セリエAでは12ゴール、CLでは11試合・8得点を記録するストライカーは、「チャンピオンズリーグで多くの実績を持つ強豪との重要な試合になる。ただ次はリーグ戦に集中し、その後にチャンピオンズリーグについて考えようじゃないか」と気を引き締めていた。
浦和はこの乗りに乗るインテル史上最高のアルゼンチン人ストライカーを止めることが、勝利への必須条件になる。とても楽しみだ。
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クラブW杯での浦和 – インテルの一戦は日本時間6月22日4時から、シアトルのルーメン・フィールドで行われる。