【鹿島 1-0 町田】「幸輝くんと、めっちゃ目が合った」田川亨介、嬉しい初ゴールが決勝弾に! 4連勝で首位キープ
鹿島の田川亨介。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
レオ・セアラが途中出場で復帰。
[J1 14節] 鹿島 1-0 町田/2025年5月3日15:03/県立カシマサッカースタジアム
J1リーグ14節、鹿島アントラーズが田川亨介の加入後初ゴールでFC町田ゼルビアに1-0の勝利を収め、リーグ4連勝で首位の座をキープした。
前半は鹿島が敵陣で試合を進め、町田のプレスをかわしてボールに触れさせない。だが20分、空中戦で競り合った関川郁万が着地の際、左足(ヒザか……)を傷めてそのまま立ち上がることもできず、キム・テヒョンとの交代を余儀なくされた。
それでも鹿島の攻勢は続く。すると39分、田川がチャヴリッチにボールを落として、鈴木優磨につなぐ。そこから左サイドに展開されたあと安西幸輝のクロスを、田川が左足で合わせて、ゴールネットを揺らした。
後半はピンチもあったものの、そこをしのいで鹿島が3試合連続の無失点勝利! ホームで勝点3を掴み、首位をキープした。
また得点ランク1位タイのレオ・セアラが途中出場から戦列復帰を果たしている。
田川は試合後のヒーローインタビューで、「ケガばかりをして、なかなかいいコンディションでサッカーができず苦しかったので、それが実ったので嬉しかったです」と、このゴールと勝利を喜んだ。
「(ゴールシーンは?)チャッキー(チャヴリッチ)に落としたところから、(鈴木)優磨くん、(安西)幸輝くんとつながり、そこで幸輝くんとめっちゃ目が合いました。しかも2、3回目が合って(笑)、『これは来るな』と思い、当てる準備をしていました。すると本当にいいボールが来て、決められて良かったです」
昨夏の加入からようやく公式戦初ゴールを決めた鹿島の11番は、「初ゴールは本当に大きいですし、熱い声援のお陰で点を取ることができました。これからさらに点を取れるように頑張っていきます」と笑顔を浮かべた。
鹿島は9勝1分4敗の勝点28で首位をキープ。一方、敗れた町田は6勝2分6敗の勝点20で暫定9位。