歓喜のち失意…トーマス・ミュラー「だからスポーツは楽しい」。バイエルン、あと1プレーで優勝決定を逃すも
バイエルンのトーマス・ミュラー。(C)Midori IKENOUCHI
それでもライプツィヒと引き分け、残り2試合、バイエルン優勝ほぼ確定の状況に。
[ブンデスリーガ 32節] ライプツィヒ 3-3 バイエルン/2025年5月3日/レッドブル・アレーナ
ドイツ・ブンデスリーガ32節、FCバイエルン・ミュンヘンがRBライプツィヒとのアウェーゲーム、前半に2失点を喫したが、後半にエリック・ダイアー、ミカエル・オリーズ、レロイ・ザネのゴールで3-2の逆転に成功。ところがラストプレーでユスフ・ポウルセンにチップキック弾を沈められ、3-3のドローに終わった。
勝てば優勝決定だったが、バイエルンは、絶望→歓喜→失望と目まぐるしく動く展開で、優勝決定とはならず。タイトル獲得は後日に持ち越された。
それでも現地4日に行われるSCフライブルクとのアウェーゲームで勝点9差の2位バイエル・レバークーゼンが、「引き分け以下」だと、バイエルンの2シーズンぶりの優勝が決まる。加えて、両チームの得失点差は「30」と開いており、状況的に今回の1ポイントで、バイエルンの優勝はほぼ確定となっている。
トーマス・ミュラーは試合後のフラッシュインタビューで、「だからスポーツは楽しい」と言った。
「数年前にもここで同じような試合を経験しています。アリエン(ロッベン)が試合終了間際に決勝点を決めましたね。ただ本当に、だからスポーツは楽しい。今、私が言えるのは、その一言です。最後に同点ゴールを決められてしまい、少し複雑な心境です。チャンピオンになれるとは感じています。でも、正式なチャンピオンにはまだ決まっていませんし、その狭間にいる気分です」
関連記事>>バイエルン、あと1プレーで優勝逃す。ハリー・ケインも駆け付けたアウェー、ライプツィヒと激闘3-3。堂安律がキーマンに
バイエルンは日本時間5月10日25時30分から、ホームで板倉滉の所属するボルシア・メンヒェングラートバッハと対戦する。バイエルンの日本代表DF伊藤洋輝はケガのため長期離脱中だ。