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【日韓戦 採点&寸評】山根、遠藤、大迫に最高評価「5」。全員好評価の「4」以上に

[マン・オブ・ザ・マッチ]山根視来(日本代表)

5段階評価の採点。途中出場の江坂、小川は及第点に。MOMは文句なしでデビュー弾の山根。

[国際親善試合] 日本代表 3–0 韓国代表 /2021年3月25日/日産スタジアム

ポジション 背番号 選手名 採点
寸評
※通知表にちなみ5段階評価で採点。「5」が最高、「1」が最低。
 対象は原則プレー時間20分以上。

GK 12 権田修一 4
被シュート6本、枠内わずか1本。クロスやロングキックに対してセーフティファーストでパンチングを選択。押し込まれていた時間帯、キャッチングを増やせると、チームをより助けられるか。

DF 22 吉田麻也 4
闘志を全面に出しながらも、パススピードなどディテールにこだわる。ハートは熱く、頭は冷静に、を体現。3点目は自身がターゲットになり、背後に飛び込んだ遠藤の得点に。試合後、今回、日本協会が準備したチャーター機で守田らとともに帰国したことを明かす。

DF 19 佐々木翔 4(▽66分)
プレスとリトリートを使い分けてバランスを保ち、右の山根が前へ進めるよう配慮。一方、自身が高い位置まで持ち上がった際、複数の選択肢を作り出すものの、『選択』でミスをする場面も。

DF 13 山根視来 5 [MAN OF THE MATCH=マン・オブ・ザ・マッチ]
国際Aマッチデビュー戦で、衝撃のシュート1本目でゴール。守備面で課題は残したが、求められた仕事をまっとう。「日韓戦という負けられない戦いでゴールをできたのはすごく嬉しいです。ちょっと喜びが爆発しちゃいました。絶対に後悔ないようにプレーしようと思っていました」

DF 16 冨安健洋 4
前半終了間際のコーナーキックをヘッドでクリアするなど、危険の芽を丹念に摘んだ。韓国選手の肘打ちで口内を出血するものの、一切文句を言わず。

MF 6 遠藤 航 5
中盤の中心にまさに錨=アンカーとなって、重しの効いた存在感と強さを見せつけた。トドメの3点目となるヘッド弾を叩き込む。

MF 14 伊東 純也 4(▽74分)
スピードと高い技術を駆使し、対峙したDFは困惑していた。周囲との息をさらに合わせれば脅威が増す。

MF 10 南野 拓実 4(▽86分)
プレッシングによる貢献度は高く、ポジティブ、ネガティブ、いずれのトランジションもスムーズで、スイッチを入れた。「結果=得点・アシスト」もほしかったなか、決定的なシュートを2本外してしまう。

MF 5 守田 英正 4(▽86分)
フィジカル重視の韓国の選手相手に、球際で圧倒。先制点も演出。ビルドアップとともに、自陣の流れが変わりそうなファウルを減らせればより楽しみ。

MF 9 鎌田 大地 4(▽ HT)
トップ下に入り、南野と位置を変えながらテンポよくボールに絡む。大迫との距離感も良く、大きな意味を持つシュートを突き刺してみせた。守田との関係について、「もう少し早く(パスを)つけてほしいとは伝えました。これから、そこは良くなっていくと思います」。

FW 15 大迫 勇也 5(▽77分)
この快勝に欠かせなかったのは、やはりエースのこの男。教科書通りの相手DFがついてこれないエリアを活用してのポストプレーから2ゴール演出。得点を決めたかったはずだが、抜群の存在感。「楽しく試合ができた」と振り返り、モンゴル戦でのゴールを誓った。

▼交代出場
MF 7 江坂 任 3 
(△HT)
守備のインテンシティが鎌田と比べやや落ちたが、それでもコーナーキックから遠藤弾をアシスト。デビュー戦で痕跡を残した。

DF 3 小川 諒也 3 (△66分)
国際Aマッチデビュー。何度か左サイドで起点となって機能。ボールを奪いに行く、襲い掛かるような守備も見せたかった。

MF 11 古橋亨梧 ー (△74分)
前線に躍動感をもたらす。GKキム・スンギュとの1対1はモノにしたかった。

FW 18 浅野 拓磨 ― (△77分)
大迫とは異なる武器=スピードを生かして、再び前線を活性化させた。ジャガー投入が3点目の呼び水になった。次戦モンゴル戦は先発起用もあり得そうだ。

MF 21 川辺 駿 ― (△86分)
ボランチに入り、国際Aマッチデビュー。試合を締めた。

MF 17 脇坂泰斗 ― (△86分)
球際に限られた時間の中で、リンクマンとしての役割をしっかりこなす。上々のデビューだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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