遠藤航のパワーの秘訣は“あの食べ物”。湘南、浦和、ベルギー、ドイツ…辿り着いた「フルーツの街」
日本代表対パナマ代表戦のあと、「フルーツ王子」遠藤航を中心に、南野拓実(左)、久保建英(右)と。(C)JFA/写真:日本サッカー協会
シント=トロイデン、シュツットガルトと「フルーツ王子」が渡り歩く。
[国際親善試合] 日本代表 – メキシコ代表/2020年11月17日21:00(日本時間18日5:00)/グラーツ・リーベナウ・シュターディオン(オーストリア)
日本代表のMF遠藤航(VfBシュツットガルト)がこのほどオンラインによる取材に応じて、現地11月17日(日本時間18日5時)のメキシコ代表戦(日本時間18日5時開始)に向けて「チームの中心としての存在感を高めたい。自分にとっても大事な一戦になります」と抱負を語った。
パナマ代表戦では後半からボランチに入り、停滞していた流れを一変させ、チームに1-0の勝利をもたらした。ドイツ・ブンデスリーガ1部の公式サイトがまとめたデータでは、デュエル勝利数116回がリーグ1位を記録。また、走行距離もチームトップを記録することがある。そういった、あらゆるデータが可視化される環境が、「普段は目立たない守備的ミッドフィルダーが注目されれば僕も嬉しい」と、遠藤にとってやり甲斐をもたらしていると言う。

また、シュツットガルトで生活するなか、歯科医で特注のマウスピースを作ってもらい、それも遠藤の馬力を支える秘訣になっているそうだ。
シュツットガルトは浦和レッズでもプレーしたギド・ブッフバルトの出身地であり、ブンデスリーガ制覇も成し遂げている街でもある。これまでも岡崎慎司、酒井高徳、浅野拓磨、細貝萌がプレーしてきたが、まさにサッカーが文化に根付く地に身を置いて、プレーに集中できていることが伝わってくる。
そんな遠藤のパワーを支えている食べ物はいったいなにか? そんな素朴な質問を振ると、日本代表の6番はあの食材を挙げた。
「シント=トロインデン、それにシュツットガルトといずれも『フルーツの街』として知られているんです。僕はフルーツが大好きで、(湘南ベルマーレ時代)ファンから『フルーツ王子』と呼ばれ、ニックネームにもなっていました。まさにフルーツ王子が、フルーツの街を渡り歩いているなと自分でも思っていました(笑)」
様々な実りをもたらすシュバルツヴァルト(黒い森)が近くにあり、街中の市場には、洋ナシ、さくらんぼ、リンゴ、オレンジ、ベリー類……季節に応じた新鮮なフルーツが並ぶ。フルーツタルトも美味だ。そのように地元の食材をたくさん食べて、自らのエネルギーに変えているということだ。「食」もまたその土地に馴染むための重要な要素なのかもしれない。
一方、栄養面については「食事に関しては奥さんが作ってくれて、シュツットガルトは日本食もあるので、体調管理はしっかりとできています」と支えてもらっている。
湘南、浦和、ベルギー、ドイツ……気付けば欧州の「フルーツの街」に辿り着いていた。まさに最高の環境下、遠藤がさらにタフになり、蓄えたエネルギーを日本代表にも還元する。メキシコ戦、期待したい!
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[取材・文:塚越始]