【日本代表スタメン予想】鈴木武蔵、鎌田大地、久保建英の好調トリオを採用か?伊東純也、橋本拳人、浅野拓磨の起用法も注目点に
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最新FIFAランキングはメキシコ11位、日本27位。
日本代表(SAMURAI BLUE)が11月17日現地21時、日本時間18日5時から、オーストリア・グラーツで強豪のメキシコ代表と対戦する。10月22日更新のFIFAランキングは日本が27位、メキシコが11位。森保一監督や選手たちのパナマ代表戦(〇1-0)後のコメントなどをもとにスタメンを予想してみよう。
今回の日本は10月シリーズに続いて、ヨーロッパ組のみ計23人の構成に。パナマ戦は3-4-2-1で「新たな選手に挑戦させ、布陣にもトライした」(森保一監督)。メキシコ戦は、これまで基本布陣だった4-2-3-1が採用されると見られる。
注目の一つが所属先のリバプールFCで出場機会を得られず、パナマ戦でもパッとしなかった南野拓実の起用だ。森保ジャパンでは立ち上げから主力を担ってきたが、パナマ戦ではPKによる決勝点を決めたものの、なかなか好パフォーマンスを発揮できずにいる。アイントラハト・フランクフルトでブレイクを遂げ、パナマ戦でも途中出場からチャンスを作った鎌田大地の起用が有力か。
そして最前線には、鈴木武蔵が満を持して入ることになるだろう。
一方、右MFは久保建英か伊東純也の選択になる。鈴木、鎌田、久保の今最も勢いにある「トリデンテ」が見てみたいところだが、指揮官はどのような判断をするか――。
さらには、いい意味では常に落ち着いているものの、なかなかゴールには貢献できずにいるボランチの柴崎岳について、森保監督はどのような評価を下すか。「遠藤航&橋本拳人」のユニット採用もあり得る?
同様に、10月シリーズから“最適解”を見出せずにいる左MFに誰が起用されるかも興味深いポイントになる。原口元気が現時点で一歩リードしているが、そろそろ攻撃面で「結果=ゴール」が期待される。あるいは浅野拓磨の抜擢もあるか。
最終ラインでは、パナマ戦で長友が早めの58分に退いたのは、おそらくメキシコ戦を見据えての交代策だったと見られる。ただ中山雄太は所属先のPECズヴォレで左サイドバックとして、最近3試合連続でフル出場している。経験のある原口をMFで起用するのであれば、指揮官からも高く評価され、何より今チーム内でもタフで元気のある中山を起用する手もあるか。
センターバックは吉田麻也&冨安健洋のコンビ、右サイドバックは酒井宏樹と現時点のベストのタレントが通用するかをチェックする機会にもなる。
ゴールキーパーは10月シリーズに続き、権田修一からシュミット・ダニエルに変更されるだろう。シュミットも欧州に渡ったあとの成長を遂げてきた真価を見せる機会になるはずだ。
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[文:サカノワ編集グループ]