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【日本代表への推薦状】アジア制覇の浦和から伊藤敦樹、西川周作を!今日6月シリーズのメンバー発表

浦和の伊藤敦樹。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

森保ジャパン“第2章”、チームを突き上げていく存在に。

 日本サッカー協会(JFA)は5月25日、キリンチャレンジカップ2023の6月2連戦(15日エルサルバドル代表戦@豊田、20日ペルー代表戦@パナスタ)に臨むサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)のメンバーを発表する。欧州リーグがオフに入っていくため、今回は少し早いタイミングに。

 今回も吉田麻也(シャルケ04)らベテランの招集は見送られると見られる。一方、欧州でも主要リーグ以外からの“抜擢”が予想される。 

 さらに森保一監督に“推薦”したいのが、このほどAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で優勝を果たした浦和レッズのメンバーだ。外国籍選手枠3枠(プラス・アジア枠1)というコロナ禍前のレギュレーションが採用されたなか、カタール・ワールドカップ(W杯)にも出場したサウジアラビア代表のメンバーでほぼ固められたアル・ヒラルに勝利を収めた。

 その中盤で互角以上に渡り合って相手の攻撃の芽を潰し、トランジションの起点となった伊藤敦樹は、森保一監督の日本代表“第2章”に新たなパワーをもたらす魅力を感じる。レッズでは3シーズンにわたってレギュラーを務めてきた24歳のボランチで、今季リーグ12試合、ACL決勝2試合、ルヴァンカップ4試合に出場している。

 また、ACL決勝で怒涛のビッグセーブを連発し、チームをアジアの頂点へと引き上げたGK西川周作の“復帰”も期待したい。36歳とベテランと呼ばれる域に入っているが、そのパフォーマンスは凄みを増している。国内組の東京オリンピック組がなかなか突き抜け切れずにいるなか、西川が改めてJリーグ組を代表し、ここでゲキを与える存在にもなれるはずだ。

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 浦和は2024年1月に開催されるクラブ・ワールドカップへの出場が決定し、さらに2025年の新フォーマットなる同大会の出場権獲得も内定している。日本を代表して世界に挑んでいくチームから、森保ジャパンを突き上げていくタレントがいるはず。あるいは、他の選手の抜擢もあるか!?

ACL優勝を果たした浦和の西川周作。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

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