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伊藤涼太郎「自分の実力不足。悔しい結果に終わりました」。タイ戦で日本代表デビューも前半で交代に

日本代表デビューを果たした伊藤涼太郎。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

トップ下に入り、惜しいシュートチャンスもあったが…。

[TOYO TIRES CUP2024]日本代表 5-0 タイ代表/2024年1月1日14:00/国立競技場

 国際親善試合「TOYOタイヤカップ2024」、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が、田中碧、中村敬斗、川村拓夢、南野拓実の得点とオウンゴールにより5-0の勝利を収めた。

 日本代表初招集にして先発デビューを果たした伊東涼太郎(シント=トロイデンVV)だが、本職であるトップ下で思うように起点になれず、惜しいシュートも外してしまい、ハーフタイムでの交代を余儀なくされた。

 伊藤は「自分にとっては悔しい結果に終わりました」と肩を落とし、次のように続けた。

「そこまで自分を見せられなかったので、少しというか、悔しさが残りました。自分のプレーをそこまで出せなかったですし、かと言って、シュートチャンスはあったので、そこを決めきれなかったのは、自分の実力不足。そこをアピールできなかったのは悔しいです。切り替えて、頑張っていきたいと思います」

「後半に5点が入りましたが、自分にチャンスがあって点を取れなかったというほうが悔しさが残りました。目に見える結果がほしかったし、初招集で使っていただいて、何かを残さなければいけないという気持ちが強く、そこを出せなかったのは残念です」

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 Jリーグでは浦和レッズ、水戸ホーリーホック、大分トリニータ、アルビレックス新潟でプレーし、昨年夏にベルギーへ渡った。多くのファンから期待を寄せられただけに……25歳のアタッカーは『悔しい』という言葉を何度も繰り返した。

「連係面はあまり良くなかったし、自分が受けたいポジションや相手が受けたいポジションが、もう少し前に行きたいなかで、なかなか合わない感覚はありました」

 伊藤にとっては華々しくもほろ苦い、2024年元日の日本代表デビューとなった。

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