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ナビ・ケイタ、浦和に来ないか! ホセ・カンテ「予想以上のいいパスが来る」盟友の魅力を語る。ギニア代表MF、今季でリバプール退団

浦和のホセ・カンテ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「本当にナイスガイ。ギニアの国民みんながリスペクトしている」

 J1リーグ浦和レッズのホセ・カンテ(Jose Kante)はギニア代表として、昨年まで26試合・4ゴールを記録している。そのチームメイトの一人が、イングランド・プレミアリーグのリバプールFCでプレーするナビ・ケイタ(Naby Keita)だ。

 3-5-2のシステムで、ケイタがインサイドハーフ、カンテが右センターフォワードなど、縦関係でプレーする機会も多かった。

 ホセ・カンテにとって、ケイタはどんな選手か? 話を聞いた。

「彼は前を向くことで攻撃の推進力を与えてくれます。試合中は私のことをよく見てくれるので、二人で崩すなど、いい連係を期待できる選手です」

 ケイタがどのようなイメージを持っているか。もちろんケイタも周囲のことを考えているわけで、そのように想像を巡らせて打開策の絵を共有していく。

「(ケイタは)いつでも攻撃の糸口を考えています。予想しているよりもいいパスをくれたりもしますから(笑)。そのようなクオリティの高い選手とプレーできるのは、素晴らしい機会でもあります」

 カンテはケイタを絶賛する。

「基本的には代表チームで、(カンテは)いろんなところに顔を出して、ボールを引き出してプレーしています。彼がいると、そこを上手く使い、ボールをキープするための選択肢を増やしていき、それによって攻撃をしやすくしてくれます」

 ケイタがいることで中盤全体の質が上がり、攻撃のレベルもアップする。その相乗効果があると言う。

「ギニア代表のベストは、中盤の選手たち。ボールを保持している時の連係は素晴らしいです。(そのなかでケイタはギニア代表史上、最高の選手でもある?)間違いないです」

 28歳のミッドフィルダーは5シーズン在籍したリバプールを今季限りで退団することが決定した。そこで記者が「ぜひ浦和に来てください!」と聞くと……。

 カンテは「はい、呼んでみましょう」と笑った。

 カンテにとっては、「あのような選手はチームにほしいですよね。いてくれるからこそ私も成長できました。互いに理解し合えているので、それが大きいですね」と、信頼を置いてプレーできる存在だという。

  もちろん欧州トップクラブで、まだまだプレーできるレベルにある。しかも、「本当にナイスガイ。冷静で人間的にも素晴らしく、代表チームではキャプテンを務めています。ギニアの国民みんなが彼をリスペクトしていますよ」という、ギニアのスーパースターだ。

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 32歳になったカンテだが、浦和で活躍すればギニア代表復帰も期待される。カンテとケイタのプレー、ぜひ再び……できたら日本で実現してもらいたい!

Posted by 塚越始

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