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南野拓実が「懇願」してリバプール残留。ディアス加入も「悪い状況とは言い切れない」。現地メディア報じる

リバプールの南野拓実(右)。 (Photo by Naomi Baker/Getty Images)

リーズ移籍は噂で終わる。

 イングランド・プレミアリーグは1月31日23時(日本時間2月1日8時)、移籍期間のデッドラインを迎える。最終盤で浮上したリバプールFCの日本代表MF南野拓実のリーズ・ユナイテッドFCへの移籍の噂だが、具体的な進展を見せぬまま立ち消えた。

 FCポルトに所属していたコロンビア代表の左ウイング、ルイス・ディアスの獲得により、そのポジションの控えである南野拓実が玉突きでリーズに行くのでは――。そのような話が浮上したものの、オファーには至らなかった。

 リバプールの情報を扱う『ディス・イズ・アンフィールド』は、『ゴール』の記者が南野について、ユルゲン・クロップ監督のもとでのプレー続行を“懇願”したと伝えたという。

 実際のところ、リバプールはモハメド・サラーとサディオ・マネがアフリカネイションズカップに参戦中で、ディボック・オリジもケガから復帰していない。加えてディアスもチームや環境に慣れるまでには時間がかかるかもしれない。

 同メディアは、それだけに南野が残留するという選択は「決して悪い状況とは言い切れない」とも見ている。ただしメンバーが早い段階で揃った場合、今後の状況によっては、まだマーケットの開いている、オーストリア、ロシア、スイス、トルコなどへの放出もあり得るとも予想する。

 日本代表の活動に参加し背番号「10」をつける南野は2月1日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選、ホームでサウジアラビア代表と対戦する。

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南野の立場さらに厳しく。リバプールが左WGルイス・ディアス獲得、ポルトで今季16ゴール

[文:サカノワ編集グループ]

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