【サッカー日本代表】森保監督が久保建英を“リーダー”に指名「新たに加わる同世代の選手に、いろんなものを見せてもらいたい」
久保建英 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
6月シリーズのメンバー27人を発表、「シーズン通して試合出場が多かった選手、ケガの多くあった選手は今回招集しないようにと考えました」。
日本サッカー協会(JFA)は5月23日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の6月シリーズ(5日:オーストラリア代表戦、10日:インドネシア代表戦)に臨むメンバー27人を発表した。初選出は18歳の佐藤龍之介ら7人。
ちょうどヨーロッパでの長いシーズンを終えた(今週末などに終える)三笘薫、堂安律、守田英正、伊東純也、板倉滉、南野拓実、前田大然、上田綺世、田中碧ら多くの主力メンバーの招集は見送られた(冨安健洋、伊藤洋輝は負傷離脱中)。
森保一監督は「シーズン通して試合出場が多かった選手、ケガの多くあった選手は今回招集しないようにと考えました」と説明。遠藤航(リバプールFC)、鎌田大地(クリスタル・パレスFC)は出場機会が少ないこともあり選出したという。
一方、プレシーズンからフル稼働し続けた23歳の久保建英(レアル・ソシエダ)はメンバー入りした。
その理由について、森保監督は「久保はどちらかというと今回は“選ばない”というほうの活躍ぶりでしたが」と前置きしたうえで、同世代のメンバーの中での相乗効果を期待しての招集だと説明した。
「今回のメンバーはかなり経験値が低く、パリオリンピック世代よりも下のメンバーが多く招集されています。そこで彼には日頃からも年齢関係なくチームのリーダーとして立ち居振舞ってくれていますが、今回新たに加わる選手のリーダー役として、同世代の選手として接して、いろんなものを見せてもらいたいと思い招集させてもらいました」
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とはいえ、シーズン終盤は失速気味だった久保のコンディションも気になるところ。果たしてピッチに立つ機会はあるのだろうか。