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田中隼磨氏が松本山雅を相手に訴訟。松田直樹さん命日8/4、サポーターへ報告「何が本当なのか、明らかにしていく」

松本山雅FCでの田中隼磨。(C)SAKANOWA

昨年のサポーターミーティングでの自身の発言の伝え方について、クラブに訂正を求める。

 元サッカー日本代表DFの田中隼磨氏が8月4日、古巣である松本山雅FCに対し民事訴訟を起こしたと、自身のインスタグラム(@hayuma.tanaka_official)で報告した。

 田中氏は横浜F・マリノス、名古屋グランパスを経て、2014年から2022年まで故郷である松本でプレー。今日が命日である松田直樹氏がつけていた「3番」をつけてプレーし、クラブ初のJ1昇格にも大きく貢献した。

 その松本を代表する選手でありレジェンドが、これまでにもサポーターに伝えてきたが、昨年開催された松本山雅のサポーターミーティングで、クラブのコーチングスタッフなどに関する自身の発言が違う形で伝えられたことに対し、クラブに訂正を求めていた。

 田中氏は「私、田中隼磨は、昨年開催されました2023松本山雅FC サポーターミーティングでの松本山雅FCの発言について、当時のクラブの代表取締役社長およびクラブを提訴することにしました。これまでの経緯、何が本当のことなのか、訴訟の中で明らかにしていきたいと思います」と発表している。

 そのうえで、次のように続ける。

「今日8月4日は、マツさんの命日です。私は、マツさんから、まっすぐ生きていくことを学びました。マツさんの3番をサポーターの皆様と共に背負い、正々堂々とピッチ内外で示してきました。

 マツさんがプレーしたアルウィンのピッチで、松本山雅FCの指導者からサポーターに対して命を軽んじるような発言があったこと、その指導者に対する松本山雅FCの対応について、私は納得ができません。

 マツさんに恥じないよう、自分の信じる道をまっすぐ進んでいき、松本山雅FCが少しでも良いクラブになるように言動していきたいと思います。

 なお、指導者の暴言の件に関しては本人が謝罪をしていますので、指導者に対しての誹謗中傷はやめていただけるようにお願い致します。 田中 隼磨」

 そのように田中氏はこれまでのクラブの対応について、明確にしたいという想いを強調している。松本の元「3番」は2023シーズンをもって、エグゼクティブアドバイザーを辞任している。

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 松本はその後、J3リーグに降格。現在8勝8分7敗の勝点32で、20チーム中10位に位置している。

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