【浦和】横浜FCに劇的逆転勝利! スコルジャ監督「埼スタでクラブW杯の試合をできないのが残念です」
スコルジャ監督 写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI
グスタフソンの2ゴールに、「セットプレー担当の前迫コーチのハードワークが実りました」。
[J1 19節] 浦和 2–1 横浜FC/2025年6月1日16:00/埼玉スタジアム
J1リーグ19節、浦和レッズがサミュエル・グスタフソンの2ゴールで、横浜FCに2-1の逆転勝利を収めた。浦和は4試合ぶりの勝利で、2位タイとなる勝点34に伸ばした。このあと日本時間15日から行われるアメリカ・クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)に臨む。
浦和のマチェイ・スコルジャ監督は試合後の記者会見で、「チームスピリットと選手たちをたたえ、そのハードワークに敬意を表したいです」と、選手たちを称賛した。
「前半の内容は良かったと思いますが、失点は我々にとってショックでした。立ち上がりの20分から25分はしっかりゲームコントロールできていたと思います。ファイナルサードであと少しスピードが上がれば、得点まで時間の問題だと思っていました。しかし得点できず、ルキアンに素晴らしいゴールを決められてしまいました」
そしてハーフタイムのロッカールームでは、「映像を見せながら、ファイナルサードでサイドチェンジしながら、全体的にスピードアップが必要だと伝えました」という。そして「素晴らしいビルドアップ、素晴らしいプレス、そしてペナルティエリアにボランチが進入するという流れからサミュエルがいい仕事をしてくれました」と、グスタフソンの同点ゴールが生まれた。
「横浜FCの守備が良く、試合を支配しながらもチャンスは多く作れませんでした。被ゴール期待値は3位。セットプレー担当の前迫コーチのハードワークが実りました。サミュエルの2点目は、コーナーキックから決まりました」
「全体的に見れば、立ち上がりは非常にいいパフォーマンスで、このような内容を常に見せなければいけません。苦しい展開のなか、あきらめず戦い、ラスト7分で得点を決めたチームスピリットをたたえたいです。選手たちのそのハードワークに敬意を表したいです」
また指揮官は、この逆転劇をもたらしたファン・サポーターに感謝を伝えた。
「今日の試合でも、サポーターの皆さんが素晴らしい雰囲気を作ってくれました。埼スタ独特の雰囲気のなかで、選手たちは自分たちの限界を突破して、ハードワークし、ファンタスティックな展開に持ち込むことができました。クラブW杯を埼スタで試合できないのが残念ですね」
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