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【鹿島】町田と対決へ。植田直通が語っていた「自分たちが目指しているもの」

鹿島の植田直通(右)とキム・テヒョン。写真:手塚大介/(C)Daisuke TEZUKA

「今の順位は全く関係ない」、一戦必勝にこだわる。

[J1 21節] 鹿島 – 町田/2025年6月21日16:00/町田GIONスタジアム

 J1リーグ首位に立つ鹿島アントラーズが6月21日、アウェーで現在9位のFC町田ゼルビアと対戦する。

 鹿島は13勝2分5敗で勝点41。一方、町田は8勝4分8敗の勝点28。昨季リーグ3位に終わった町田は、2025-26シーズンのAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリート出場権を得ている。

 直近のサンフレッチェ広島戦は先制されながらも土壇場のレオ・セアラ弾で引き分けに持ち込み、ライバルとのポイント7差をキープした。

 この試合のあと、植田直通は開口一番、こう言っていた。

「自分たちが目指しているものは、やはり相手を圧倒しながら2点目、3点目を奪っていくこと。スコアとしても内容としても相手をもっと圧倒していかなければいけない。押し込みながらも、なかなか決定機がなく、その回数を増やしていく必要があると思いますし、まず失点しないこと」

 数々の決定機を作っていく攻撃を支える、そのための守備の重要性……攻守の連動であり一体となった練度の向上。植田は「今日は簡単に“安い失点”をしたなと思います。そこはしっかり改善しないといけないです」と強調していた。

 首位で折り返して後半戦に突入した。

「今の順位は全く関係ないと思っていますし、最後に一番上にいるチームが優勝するわけで、そこだけを考えて。今の順位のことは考えず、一戦必勝で戦っていきたいです」

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 あとリーグ戦は18試合(ホームでは8試合)。ただし、町田を倒す――植田はそのことだけにフォーカスしている。