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【鹿島】ヴァイラー監督決定の舞台裏、鈴木満氏が明かす。最終候補5人と面談。ブラジル人若手、ポルトガル人も検討されたが…

鹿島の新監督に就任したレネ・ヴァイラー氏。 (Photo by Alexander Hassenstein/Bongarts/Getty Images)

「鹿島のサッカーを理解し、アップデートさせてくれることに一番適応できる」

 今季限りでフットボールダイレクター(FD)を退任するJ1リーグ鹿島アントラーズの鈴木満氏が12月27日にオンライン取材に応じ、そのなかで、来季、クラブ初のヨーロッパ出身となるスイス人レネ・ヴァイラー監督招へいに至った経緯が説明された。

 鹿島の新たな時代到来を印象づけるヴァイラー監督の就任。当初はジーコ、新FDとなる吉岡宗重氏らとの話し合いのなか、例えば現代的なスタイルも吸収したばかりのブラジル人の若手指揮官はいないだろうかとリサーチした。

 ただ、現在、ブラジル国内リーグの上位やビッグクラブで指揮を執っているのは、アルゼンチン人、ポルトガル人など。そこでも外国籍の人材が多く、鹿島の理想に合う人材は見当たらなかった。

 そこで、クラブのリソースを活用する点からも、ポルトガル人の登用も検討。そこでポルトガル人を中心にヨーロッパで指揮を執ってきた監督候補者と面談を実施。5人ほどとオンラインでやりとりしてプレゼンも受けた。

「そのなかで鹿島のサッカーを理解し、アップデートさせてくれることに、一番適応できるのがレネ監督だと感じて決まりました」

 そのようにスイス人ではあるが、ヴァイラー氏の就任が決まった経緯が説明された。

 鈴木氏は4月まで取締役としての契約も残っている。そして今後もアドバイザーとして、サポートを続ける予定だ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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