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【浦和】クラブW杯、第3戦モンテレイ戦は先発変更「新しい選手を入れる」。スコルジャ監督がセルヒオ・ラモスを警戒

モンテレイ戦に向けて抱負を語った浦和のスコルジャ監督。(Photo by Alex Pantling - FIFA/FIFA via Getty Images)

「目的は勝利を収めること。それを達成できる選手を起用します」

 [米国 クラブW杯 GS E組 3節] 浦和 – モンテレイ/2025年6月26日10:00(現地25日18:00)/ローズボウル(ロスアンゼルス)

 アメリカで開催中のクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)グループステージ(GS)第3戦、J1リーグ 浦和レッズが メキシコ1部(リーガMX) CFモンテレイと対戦する。

 マチェイ・スコルジャ監督が現地6月24日、試合前日の公式記者会見に臨み抱負を語った。

「モンテレイは非常に良くバランスの取れたチームだと思います。ディフェンスとアタックのバランスがよく取れていて堅固なチーム、ディフェンスが強いです。その堅固さはインテル戦で見られ(△0-0、シュート数はモンテレイから見て3本対18本)、戦術にも長け、柔軟性も備えています」

 さらに2試合連続でフル出場し、最終ラインを支えるセルヒオ・ラモスについて言及する。

「システムとパフォーマンスを変えられて(インテル戦は3バック、リーベル戦は4バック)、セルヒオ・ラモス一人をとっても、非常に素晴らしく、興味深い選手だと思います。とても働き者で、テクニカルでもあります。(チーム全体では)戦術的な選手の組み合わせだと思います」

 浦和はすでに敗退が決定している。一方、モンテレイは勝利できれば突破の可能性がある。

 浦和が目指すのは勝利のみだ。

「非常に意思の強いパフォーマンスを、試合開始から期待しています。これが最後の試合になります。我々も意思を強く持って取り組みます。クラブ・ワールドカップ最後の試合、勝利で締めくくりたいです。(モンテレイが)どれだけ決意を強く臨んできても勝利したい、ゴールを決めたいです」

 そのうえでスコルジャ監督は「何人かの選手を入れ替えて、新しい選手を入れると思います」と、2試合連続で変更のなかった先発メンバーを入れ替えると明言した。

 ただし、あくまでも「目的は勝利を収めること。なんとしても達成しなければいけません。まずそこだけに集中しています。それを達成できる選手を起用します」と、このクラブW杯最終戦、“一戦必勝”に集中する。

 浦和はリーベル・プレート(●1-3)、インテル・ミラノ(●1-2)に連敗。勝点ゼロで、GS敗退が決まっている。

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 一方、モンテレイはインテル(△1-1)、リーベル(△0-0)と2戦連続で引き分けて勝点2。勝てばGS突破の可能性があり、同時刻開催のインテル – リーベル戦が引き分けると、2点差以上の勝利が必要になる。

Posted by 塚越始