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【鹿島 1-2 岡山】鈴木優磨先制も…18歳の日本代表MF佐藤龍之介が三竿健斗を股抜き突破、そこから逆転弾! 江坂任1ゴール・1アシストの大活躍

岡山の佐藤龍之介。 (Photo by AFLO)

神谷優太は見事な逆転ゴール!

[J1 22節] 鹿島 1-2 岡山/2025年6月28日18:03/県立カシマサッカースタジアム

 J1リーグ22節、ファジアーノ岡山が2-1で鹿島アントラーズに逆転勝利を収めた。直近の横浜F・マリノス戦に続くアウェーゲーム連勝に。首位の鹿島は今季二度目の連敗。7月1日からネーミングライツにより呼称が「メルカリスタジアム」になる前、最後の「カシマスタジアム」で勝利を収められなかった。

 前半は鹿島、後半は岡山、といえるゲーム展開となった。

 鈴木優磨&レオ・セアラが2トップを組む4-4-2で久々にスタートした鹿島が18分、舩橋佑→小池龍太→鈴木優磨と完璧に崩す。そしてエースがGKスベンド・ブローダーセンの牙城を破る。

 しかし後半、岡山が運動量で上回っていき、鹿島ゴールに迫る。50分、右サイドに流れたルカオのクロスを、駆け込んだ江坂が見事なシュートを突き刺してみせた。

 さらに59分、日本代表に選出された18歳の佐藤龍之介が三竿健斗の股を抜いたうえに転倒させるドリブル突破で一人剥がして、鹿島を揺さぶる。そこから藤田息吹を経由。神谷が江坂とのワンツーから強烈なショットをねじ込んだ。 

 そのあとブローダーセンがターレス・ブレーネルの決定的なシュートを見事セーブするなど、鹿島の反撃を封じて、2-1で逃げ切ってみせた。

 次節7月5日、鹿島は川崎フロンターレとのアウェーゲーム、岡山はサンフレッチェ広島とのホームでの初めてのJ1のステージでの中国ダービーに臨む。