バルサがチャーター機で神戸へ出発! 新加入ラッシュフォードなどアジアツアー参加メンバー発表
バルセロナがアジアツアーの帯同メンバーを発表。日本の国旗も復活した。※インスタグラムの@fcbarcelonaより
来日中止騒動、楽天が介入。1日遅れで日本へ向かう。
日本ツアー中止を声明で発表していたスペイン1部FCバルセロナだが7月25日、問題がクリアされたことで、予定を1日遅らせて神戸へ向けて出発した。バルサは公式SNSなどで、新加入のマーカス・ラッシュフォードなど、日本と韓国で行われるアジアツアーの参加メンバーを発表した。
激動の2日間だった。
バルセロナは24日に公式サイトで、「重大な契約不履行」を理由に日本へのツアー中止を発表。韓国で予定される2試合は条件が満たせば実現する可能性があると示唆していた。
『スポルト』によると、アジアツアーの共同主催者だった韓国のD-DRIVE社は、一方の主催者である日本企業のヤスダグループ社の試合代金の期日までの未納、さらに虚偽の書類を繰り返し提出していたとして「詐欺行為」があったと指摘。そうした状況を受けて、バルサは日本行きを見送ったということだった。
このバルサの発表を受けて、日本での試合観戦チケット販売を請け負っていた「楽天チケット」を運営し、神戸の責任企業である楽天が問題解決へ動いた。三木谷浩史会長のもと、現地メディアによると、未払いになっていた500万ユーロ(約8億6000万円)を代わって支払う判断を下したという。
そしてバルサは予定より1日遅らせた25日11時、スペインから日本に向けて、チャーター機で出発したということだ。
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神戸-バルセロナのチャリティマッチは7月27日19時から、ノエビアスタジアム神戸で行われる。