【移籍】日本代表MF堂安律、フランクフルト加入へ「交渉ほぼ完了」
堂安律 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
今週末までにはサインへ。最近のフライブルクでの練習試合は欠場中。
ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトが日本代表MF堂安律(Ritsu DOAN)の獲得へ向けたSCフライブルクとの交渉は8月5日、「ほぼ完了した」という。移籍金について合意に達し、あとは細かい点を詰めて、最終的に完了するという。
『トランスファーマルクト』は『ビルド』の情報を引用し、「数週間に及んだ交渉を経て、堂安律のフランクフルトへの移籍がほぼ完了した」と伝えている。
フライブルクは当初、移籍金を2700万ユーロ(約46億円)に設定。一方、フランクフルトは2000万ユーロ(約34億円)をボーダーラインに交渉していると言われてきた。
そうしたなか基本額1800万ユーロから1900万ユーロのラインで「合意」に至ったという。ボーナス(出来高)、支払い方法といった詳細は不明で、総額は2000万ユーロを超える可能性があるそうだ。
フランクフルトとは2030年までの長期契約を締結するという。ただし最終的な詰めの作業が残っていて、契約成立までには、まだ数日かかる見込みという。
ただし、今週末までには移籍が決定すると見られる。堂安はすでに、最近のフライブルクでの親善試合を欠場している。
フランクフルトは新シーズンのUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を得ている。移籍が実現すれば、堂安にとって初のCL挑戦となる。
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チームは17日にDFBカップ1回戦に臨み、23日にヴェルダー・ブレーメンとのホームゲームでブンデスリーガ開幕を迎える。