【FCバイエルン】エミレーツ航空とプラチナ契約。2031-32シーズンまで「商業的な契約にとどまらない」長期の関係構築へ
バイエルンのハリー・ケイン。 (C)Midori Ikenouchi
ディーデリッヒ副会長「FCバイエルンの国際化プロジェクトをサポートする大きな力に」
ドイツ・ブンデスリーガ1部 FCバイエルン・ミュンヘンとエミレーツ航空は8月6日、2031-32シーズンまでのパートナーシップ「プラチナ契約」を締結したと発表した。
サッカー日本代表DF伊藤洋輝の所属するバイエルンのブンデスリーガ全試合のアリアンツ・アレーナでのスタジアム外周広告の展開、両社のソーシャルメディアやデジタルチャネルにおける共同プロモーションが含まれる。
バイエルンのミヒャエル・ディーデリッヒ副会長はこの契約について、次のように意義と趣旨を説明している。
「FCバイエルンは、ヨーロッパのクラブサッカーを数十年にわたり熱心にサポートしてきたエミレーツ航空という強力なパートナーを得られて大変嬉しく思っています。スポーツ面での目標達成のためには財務計画の安定性が必要で、エミレーツ航空はクラブのパートナーファミリーにとってとても理想的です。
エミレーツ航空が世界中のサッカーファンをつなぎ、FCバイエルンの国際化プロジェクトをサポートしてくれることは、私たちにとって大きな力となるでしょう」
一方、エミレーツ航空のティム・クラーク会長は次のようにこの契約締結を喜んでいる。
「ドイツを代表するサッカークラブであり、グローバルスポーツ界のまさに巨人であるFCバイエルン・ミュンヘンとの提携を大変誇りに思います。この画期的なパートナーシップは、商業的な契約にとどまらず、当社のヨーロッパネットワークの礎であるドイツとの深いコミットメントを体現したものと言えます。
この伝説的なクラブチームとの協力関係を通じ、私たちはクラブの豊かな伝統と桁外れの情熱を持つファン層との絆を深めていきます。文化や大陸を超えて人々の心を一つにする、スポーツの驚くべき力に匹敵するものはほとんどありません。私たちは、世界中の何百万人ものFCバイエルン・ミュンヘンのファンと有意義な関係を築き、エミレーツ航空とFCバイエルン・ミュンヘンを象徴する卓越性に貢献できることを嬉しく思います」
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エミレーツはフランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフ、ハンブルクからドバイへ週63便の直行便を運航。ドバイ国際空港を国際ハブとして、日本を含め81カ国153都市とつながっている。